重ね葺き工事(カバー工法)のお勧め!
カバー工法
既存屋根の撤去処分費用が不要
既存の屋根材はそのまま残し、新しい屋根材をその上から重ねて葺く方法。
葺き替えに比べて工期が短く、古い屋根材の撤去処分費用を省くことが出来る。
さらに屋根材が2重になることで断熱性や遮音性が向上する。
デメリットは屋根の重さが増すため重ねる屋根は、軽量の屋根材(一般的に金属製)に限られること、下地の劣化が進んでいる場合は勧められない事が挙げられる。
また既存の屋根材と新規の屋根材の間に隙間を作って通気を行う「重ね葺き通気工法」という工法がある。
カバー工法に向いている屋根
スレートや金属、アスファルトシングル屋根といった平坦な屋根材に向く。
アスベストが使用された頃のスレート屋根では、解体時のアスベスト飛散対策やアスベスト廃材処理に手間と時間をかけずに済むため、この工法が多く採用されている。
また住みながらの工事が可能で、工期が短くて済み、騒音や埃が少ないというメリットがある。
また、工事中の雨の心配をせずに屋根改修をしたいという家にも向いていっる。
・既存がスレート、トタン、ガルバリウム鋼板、アスファルトシングルといった平らな屋根材。
・屋根下地の状態が良い屋根。
・アスベストを含む屋根材のため、解体廃棄する際にアスベスト対策が必要な屋根。
・雨音が大きい為、遮音性能を高めたい。また断熱性を高めたい屋根。
採用したいときの注意点
既存の屋根にもう1枚屋根材を重ねるため屋根にかかる負担が大きくなることを考慮に入れましょう。
屋根下地が部分補修できないほど劣化している場合は下地からやり替える必要がある。
また屋根材の傷み具合によっては施工できない場合もある。
被せられる屋根材は金属、シングルという軽いものに限られていて。主にガルバリウム鋼板が用いられている。
・重量が増すため被せる屋根材は軽いものに限られる(ガルバリウム鋼板が支流)。
・既存屋根の下地や屋根材の劣化状況によって葺き替えがお勧めとなる場合もあります。
・太陽光パネルが設置されている屋根に施工する際はメーカー保証に注意。また再設置時に重ね葺き屋根に適した架台に変更する。
重ね葺き通気工法
「重ね葺き通気工法」はきぞんの屋根材に上に空気の通り道となる通気層を作る工法です。空気層を作る為に垂木材や野地板、遮熱シートを設置するためコストが上がり、屋根への荷重も増えますが、屋根断熱の効果はさらに高まります。
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