コンセプト
「外壁リフォーム」の見極め方法
家は「買ってしまったら」、「建ててしまったら」家の外壁塗装やメンテナンスは必要ないとお考えではありませんか?
屋根のリフォーム・外壁のリフォームは一般的には10年~15年と言われております。
現在、外壁塗装で使用されている塗料には幾つかの種類があり、その種類によっては耐用年数に大きく違いが出てしまいます!
今回は「外壁のメンテナンス」の見極め方について詳しく説明いたします。
外壁工事が必要かどうかを判断する上で、現在の家屋の外壁がどの様な状態になっているかを認識する必要があります。
セルフチェックでのポイントは下記の6項目です。
おすすめポイント
1
◆変色・色褪せチェック!
●変色や色褪せ、艶落ちはないか?
主に紫外線の影響による経年劣化で、塗膜の変色や色褪せが発生します。
外壁塗装直後は、ツヤツヤと輝いていて新築時のようですが、紫外線や雨風に晒される事で、時間の経過とともに塗膜の劣化が進行してしまいます。
色や艶を出しているのは、この塗膜ですので 塗膜が劣化するという事は、色や艶も落ち徐々に色褪せていきます。
この劣化症状は初期段階ではありますが、放置する事で「チョーキング現象」という次の段階へ進んでしまいます。
2
◆汚れ・カビ・コケチェック!
●汚れ・カビ、コケ・藻の付着はないか?
雨垂れや砂埃の付着の他に、外壁が汚れて塗膜の保護機能が低下すると、外壁面にカビやコケ、藻が繁殖する様になります。
コケやカビ・藻は、ジメジメとした日当たりの悪い箇所に多く発生します。
これらの汚れが発生する事により、外壁が水を貯えやすい状態となり、コケやカビ・藻が好む環境を作りだしてしまいます。
コケや藻が発生する事で、外壁は緑色に変色してしまい 木部は腐食が始まります。
また、カビはコケや藻の死骸を養分としていますので、コケや藻を放置する事でカビの発生も引き起こし、外壁には黒ズミも広がってしまいます。
カビはただの汚れではなく、糸のような微生物でカビ菌と呼ばれる菌を持っている為、人体に影響を及ぼす事もありますので注意が必要です。
コケ・カビ・藻の発生しやすい住宅は、早めに除去し塗装を行う際には、対策として防カビ・防藻性のある塗料を使用してみてはいかがでしょうか?
3
◆チョーキングチェック!
●チョーキング(白亜化)の発生はないか?
チョーキングとは、紫外線の影響で塗膜の中に含まれる顔料が劣化し、白い粉状になって表面に表れる症状で、塗膜の寿命が過ぎていることを示しています。
外壁面を手や指で触って指先などに白く粉が付くようであれば「チョーキング」が進行している証拠です。
一般的に塗装後10年程の家屋に現れる劣化症状ですので、前回塗装から10年前後経っている場合には、手で外壁に触れてみましょう。
チョーキング現象は、紫外線や雨風のほか 朝晩の温度変化が原因によっても起こります。
チョーキングが発生した状態の塗膜は、外壁を外的要因から保護する役割をほとんど果たせていません。
その為、チョーキングを放置すると外壁材自体も傷んでしまいますので、外壁塗装工事を考える時期と言えます。
4
◆塗料の剥がれ・膨れチェック!
●塗装の剥がれや、塗装面の膨れはないか?
経年劣化や紫外線の影響により、外壁を保護する塗膜が剥がれてくる事があります。
部分的に塗膜の剥がれや膨れが見られる様であれば、塗装の防水性が無くなって雨水が侵入している可能性があります。
これは塗膜の劣化の最終形態で、外壁を守る塗膜が無くなるという事は紫外線や雨風によるダメージを、外壁が直に受けるため建物の劣化が促進されてしまいます。
塗膜の剝離が発生している場合には、直ぐに外壁塗装を行う必要がございます。
放置すればするほど 状態は悪化していく一方となり、修繕工事を行うにしても状態が悪ければ悪いほど、工事費用も高価なものになってしまいますので注意が必要です!
5
◆クラックチェック!
●外壁面にクラック(ひび割れ)がないか?
外壁には、地震や車・電車などが通る際の揺れ・温度変化によりクラック(ひび割れ)が生じてしまいます。
ヘアークラックと呼ばれる、小さなクラックであれば今すぐに補修を施す必要はありませんが、
外壁面に幅0.3mm以上のクラックがある場合、構造クラックと呼ばれそのクラックから雨水が侵入する可能性が高いので早めに修繕することが必要です。
長期間放置しますと、侵入する雨水等で構造物の腐食等が発生することもありますので早めに対策を講じてください。
6
◆シーリングのひび割れ・破断チェック!
●シーリングのひび割れや剥がれ・破断などはないか?
外壁の目地やサッシ廻りのシーリングが劣化してひび割れや、剥がれなどの症状が見られる場合、雨漏りや構造躯体の腐食、シロアリ被害などの重大な被害などにつながる恐れもあります。
シーリングは、外壁に加わる衝撃を緩衝する役割や、建物の防水を目的として施さておりますので、シーリングにひび割れなどの劣化症状が現れた場合にも、早めの対策を取りましょう。
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今後の「屋根・外壁リフォーム計画」にお役立ていただければ幸いです!
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