屋根の相見積もり業者を選ぶ基準
屋根の相見積もりを依頼する際は、以下の基準で業者を選びましょう。
*見積もりの品質が優れているか
*施工事例・口コミが充実しているか
*保証制度が備わっているか
見積もりの品質が優れているか
見積もりの品質は、依頼する業者によって大きく異なります。
どのような方法・基準で屋根を確認したのか、細かくチェックしておきましょう。
また、過去の実績が豊富かどうかで、見積もり業者としての信頼性や品質を判断するのもおすすめです。
施工事例・口コミが充実しているか
業者によっては、公式ホームページなどで過去の施工事例を掲載しています。
自宅の状況に近い実績をもっている業者であれば、経験といった観点で安心して依頼できるでしょう。
また、Googleなどに口コミが豊富に寄せられている業者も、利用実績が豊富といえるためおすすめです。
よい意見・悪い意見含めて客観的に判断し、ご自身に合う見積もり業者を絞り込みましょう。
保証制度が備わっているか
施工後、何らかの不具合があった場合に保証してくれるかどうかも、見積もり業者選びの基準として重要です。
見積もり金額に納得できても、施工後の不備に対応してくれなければ意味がありません。
施工後に一定の保証期間を設けている業者がほとんどではあるものの、保証内容には差が出てくるでしょう。
より充実した保証内容を提案している業者を選びましょう。
相見積もりを依頼する手順
相見積もりの依頼は、以下の手順で実施するのが一般的です。
- 見積もり業者を複数探す
- 見積もりを依頼する
- 現地を調査してもらう
- 見積書の内容を比較して依頼する業者を決める
それぞれの手順について、以下で詳しく解説します。
1.見積もり業者を複数探す
まずは地域名で検索して業者を複数探し出し、依頼する見積もり業者を選定してください。
「地域名(町田市 など) 屋根 業者」などのキーワードで探すとよいでしょう。
Googleの口コミなどを参考に、地域でも評判の高い業者を選定して抜粋するのがおすすめです。
また、自宅に届く折込チラシを参考にするのもおすすめです。
見積もり業者はさまざまな方法で探せるため、ご自身の探しやすい方法を探しましょう。
2.見積もりを依頼する
相見積もりの場合は、3社に見積もりを依頼するのがおすすめです。依頼する業者が多すぎると、依頼後の対応が大変になるかもしれません。
反対に、2社に留めてしまうと料金や施工内容が比較しづらいデメリットがあります。
見積り内容を客観的に比較するためにも、3社位を目安に相見積もりを依頼してください。
3.現地を調査してもらう
依頼した見積もり業者が自宅に訪問してくるので、施工に関する疑問や不安はこの時に担当者に投げかける様に
しておきましょう。
現地調査の段階で業者に対して不信感を抱くようであれば、依頼するのは避けた方が懸命です。
極端に見積もりの時間が短かったり、明らかに態度が悪かったりした業者には、依頼しないことをおすすめします。対応面でも良し悪しが出ることも把握したうえで、見積もり業者を選びましょう。
4.見積書の内容を比較して依頼する業者を決める
実際に提案された見積書の内容が、自身にとってメリットのあるものかを基準に判断しましょう。
内容や料金面はもちろん、施工の日程や手順、保証内容などさまざまな視点でチェックしてください。
また、施工に使用する材料や塗料などを見積書に書いてくれる業者は、信頼できます、。
工事面積などを細かく記載しているかどうかも、見積もり業者を決めるうえでの重要な判断材料です。
ちなみにグラスビトウィーンで出している見積書は、見積の内訳や項目を細かく記載しています。
見積書がどのようなものか確認したい方はぜひ参考にしてください。
相見積もりを依頼するメリット
一社だけでなく複数の業者に見積もりをとる相見積もりには、3つのメリットがあります。
- 見積もり金額の比較と相場の把握が同時にできる
- 他社とは異なるサービスを追加してくれる可能性が高い
- 依頼する業者を吟味できる
見積もり金額の比較と相場の把握が同時にできる
相見積もりを取ることで業者ごとの金額を比較できるため、予算に合った業者を選択できます。
より安く、施工レベルの高い業者を数字で判断できるのは、相見積もりの大きなメリットです。
また、複数業者の金額を比較することで、屋根工事の費用相場そのものを把握できます。
見積もり金額に大きな差がなければ、およその相場で見積もりが提案されていると判断しやすくなるでしょう。
他社とは異なるサービスを追加してくれる可能性が高い
業者にとって、相見積もりの内容が他社と大きく変わらない場合、自社を利用してもらえる可能性が下がってしまいます。
そのため、他社との差別化を図り自社を利用してもらおうと、他社にないサービスを提案してくれる業者もいるかもしれません。
提案してくれるサービス内容も比較対象として加えたうえで、最終的に依頼する業者を決定しましょう。
依頼する業者を吟味できる
見積もり金額や施工内容、保証など、さまざまな観点で業者を比較することで、ご自身に合った業者を選択できます。
吟味したうえで依頼することで、ミスマッチも少なくなるでしょう。
一社のみに見積もりを依頼する場合だと、良し悪しを比較できないまま損をしていた、ということにもなりかねません。
相見積もりの依頼に関する注意点
屋根工事の相見積もりを依頼する際は、以下の注意点も把握しておきましょう。
- 見積もり金額だけで安易に業者を決めない
- 曖昧な見積もりを出す業者かどうか判断しなければならない
- 現地調査をしっかり実施してくれるか確認しておく
見積もり金額だけで安易に業者を決めない
見積もり金額が安いという理由だけで業者を決めてしまうと、施工内容や保証の観点で不備が生じる可能性があります。
屋根工事の業者を決めるうえで、金額は非常に重要な観点です。
できるだけ安く工事を依頼したいと考える方がほとんどでしょう。
しかし、見積もり金額だけで判断してしまうとかえってデメリットになる場合もあるので、注意してください。
曖昧な見積もりを出す業者かどうか、判断しなければならない
見積書の内容が大雑把すぎる、金額が相場とあまりにも異なる業者には、屋根工事を依頼するのは避けましょう。
見積もりの内容が曖昧な業者に依頼してしまうと、施工中・施工後に不備が発生しやすいでしょう。
曖昧な見積もりを提案する業者は、実績や態度の面で不安になることも多い傾向にあります。
見積もりの内容をできるだけ細かく掲示してくれる業者を選択・判断するのがお勧めです。
現地調査をしっかり実施してくれるか確認しておく
現地調査は、見積もり内容に納得感を出すうえで重要な工程です。
調査内容を曖昧にせず、時間をかけて実施してくれる業者を選びましょう。
現地調査を疎かにする業者では施工中だけでなく、施工後にも不安が残ります。
より安心・安全な屋根工事を依頼できるよう、現地調査に対する向き合い方もチェックしておきましょう。
屋根修理の相見積もりに関するマナー
屋根修理の相見積もりを取る際は業者だけでなく、こちらが把握し、実施すべき以下のマナーがあります。
- あらかじめ相見積もりを取ると伝えておく
- 現地調査は時間をずらして設定する
- 予算は具体的にしておく
それぞれどういった内容なのか、以下で詳しく解説します。
あらかじめ相見積もりを取ると伝えておく
相見積もりを取っているとあらかじめ伝えることで、工事を断る際に納得してもらいやすくなるでしょう。
ただし、どの業者から相見積もりを取っているか、具体的な社名まで伝える必要はありません。
相見積もりを取っていることを伝えておけば、料金やサービスに関して優遇してもらえる可能性もあるでしょう。
現地調査は時間をずらして設定する
同時刻に現地調査を依頼すると複数業者が一度に屋根をチェックすることになるため、屋根の状態を正確にチェックできません。
そのため、見積もり内容が曖昧になりやすいでしょう。別の業者に話を聞かれることで、交渉がしづらくなる傾向にもあります。
また、現場が混み合うことで屋根に登る際の危険が生じる可能性もあります。
同時刻に相見積もりを依頼することはデメリットが多いため、現地調査の時間はずらして設定してください。
予算は具体的にしておく
屋根修理にかけられる予算をあらかじめ明示しておくことで、予算内でいかに収めるかを考えてくれるかもしれません。
予算内で実施できる施工内容を把握するきっかけにもなるため、依頼主にとってもメリットがあります。
屋根修理の予算は、相見積もりを取るすべての業者に伝えておくことをおすすめします。
予算内でどこまでのサービスが受けられるか、比較するきっかけになるためです。