外壁の色褪せ・汚れの原因と目立たない色選び!
色あせや汚れが目立つ
塗装したばかりの状態はずっと続くことはありませんが、少しでも永く綺麗でいたいものです。しかし塗装後5年位経つと、「今回の塗装は持ちが悪い」などとクレームが付くこともあります。古びた感じを受ける主な要因は、色褪せと汚れ、「前回の塗装の時と同じグレードの塗料を使っているのに」という場合は、色選びに起因している事も考えられます。「では、色が長持ちして、なおかつ汚れにくい色選びとは?)
早くから色褪せが
色が褪せてくる原因は主に2つ。太陽光による紫外線エネルギーと、化学変化による変質です。色褪せの要因が太陽光に起因する場合、色の組織である顔料の原子が紫外線エネルギーによって破壊されて劣化が進みます。ポイントは、色によって耐候性に差があるという事です。つまり色あせしやすい色としにくい色があるということです。特に色あせし易い色は赤・紫・黄。また色あせしにくい色は白・黒・青・グレー・ベージュなどです。
汚れても良いように色を濃くしたのに
真っ白や真っ黒は汚れが目に付きやすいといわれるのはなぜか。汚れても良いように色を濃くしたのに、かえって汚れが目立つようになった。という場合、外壁の色が汚れの色に馴染まない色だということが考えられます。良く白っぽいフローリングでは髪の毛が目立ち、黒っぽいフローリングでは埃が目立つといわれるように、汚れの色を際立たせてしまう色があります。土や埃の汚れならベージュ、道路沿いの煤けた汚れならグレーといった中間色なので塗装色も中間色にすれば汚れが目立ちにくく無難と言えます。
外壁の凹部の汚れが気になる
塗装を重ねると外壁の凹部に塗装が入り込むため汚れが入りにくくなるものですが、かえって汚れが目に付くようになったのは、塗装のグレードの違いか、または以前に比べて汚れが目立ちやすい色選びをしたためと考えられます。汚れの心配がある場合は、汚れが付きにくい機能付きの塗料を選ぶと、価格は高くなりますが安心できます。他にも艶消しより全ツヤを選ぶなど色選びの時に汚れに対しての注意をするようにしましょう。
白にもいろいろな色があります
「白い家が良い」と言っても色々な白があります。最近は汚れが付きにくい塗料が復旧したこともあり、真っ白な家を希望されるお客様も増えてきています。白なら無難だろうと考えがちですが、まっしろな色は自然の色に馴染まないとして景観ガイドラインから外される例もあります。一般的に「白い家とは白っぽい家を指すことが多く、ベージュ系の白であったり、グレー系の白であったり、グリーン系の白であったりと様々です。近隣の家を参考に、「同じような白にしてほしい」と言われても、何系の白か判断しにくいこともあり、簡単なようで難しい白色選びとなります。
問題を回避するために
・色あせしやすい鮮やかな色を選ばないようにする。
・それでも色あせしやすい色がお気に入りなら、紫外線による劣化を抑制するラジカル制御塗料や耐用年数が高いフッ 素・無機塗料の採用を検討するのが良い。
・汚れが目立ちにくい中間色が無難です。
・汚れが付きにくい機能付き塗料を採用する。
・汚れが気になるならツヤ有りを選ぶこと。
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