外壁塗装 サイディング外壁シーリング劣化と塗装時期!
外壁塗装
サイディング外壁のチェックポイント
■外壁塗装をすれば、高額なサイディング張り替え費用も抑えられる! |
サイディング外壁で2000年以前に施工された基材の不具合。
施工方法による不具合で、基材が内部からの結露で湿気をおび、塗装できない状態になっている場合があります。塗装しても塗膜がすぐに剝がれてくる可能性があるので、重ね張りや張り替えを視野に入れていかなければいけない。
サイディングの施工方法は2000年の4月に制定された品確法により、壁下地に直接張る「直張リ工法」から。壁下地の間に銅線を入れて湿気の通り道を確保する「通気工法」に切り替わりました。
■サイディング外壁に塗装は不要?費用や塗装時期とは? |
直張り工法の問題点
「直張り工法」は壁下地とサイディングの間に湿気がこもり、内部結露を起こす問題があり、サイディングの内部から水分を吸収するため、反りや塗装の膨れ、剥がれといった不具合が生じるようになった。
含水率
モルタルやサイディングといったセメント系の壁材は、表面が乾いていても内部には水分が含まれています。塗料を付着させる為には、壁面のしい分量を10%以下にする必要がありますが、水分が多すぎると付着力が弱まり、塗装の膨れや剥がれの原因になります。そこで適切な施工を行うために、壁材に含まれる水分量を計測することは「大切になります。物質に含まれる水分量は「含水率」と言い%で表します。一般的に外壁材の含水率は8~10%とされていて、8%以下でもひび割れを起こしてしまいます。
含水率が高くなる要因は、塗膜の劣化による防水機能の低下、2000年以前の施工方法による建物内の結露などが原因になることがあります。
貼り方向による通期の違い
壁下地とサイディングの間に銅線を入れて湿気の通り道を確保する「通気方法」には、サイディングの張り方向によって異なる。銅線の方向は、サイディング材と90度となる為、横張の場合は縦方向に、縦張りの場合は横方向になります。湿気は下から上に抜けるため、縦張りの場合は銅線で通気が妨げられないように、隙間を開ける必要があります。最近は通気用の穴の開いた銅線を使用することが多くなってきています。
主なシーリングの劣化状態
■外壁塗装で「シーリング」や「コーキング」は同じ? |
シーリングはサイディング同士のつなぎ目や窓枠回りといった材料同士の隙間を埋めます。雨水の侵入を防ぐほか、弾力性が建物の揺れをある程度吸収し、クラックの発生を軽減してくれます。
シーリングの不具合
■外壁コーキングの寿命とその重要性とは? |
表面の細かいヒビ ;
シーリングを先に打ってから塗装する場合、塗装がシーリングの弾力性に追随できずに塗膜に細かいヒビが 入りやすい。
裂ける ;
破断ともいわれ、シーリング自体が寿命で、触ると硬くなっている。
サイディングとの間に隙間がある ;
剥離してている。
シーリングが古く痩せて接着が切れている。
施工時に接着を良くするプライマーの塗りにムラがあった。
経年劣化でシーリングは肉痩せしてサイディング表面より凹んでくる。
痩せると薄くなりヒビが入りやすくなる。
シーリングの打ち替えと増し打ち
シーリング工事には「打ち替え」と「増し打ち」の方法があります。打ち換えはカッターを入れて古いシーリングを取り除き新たに打ち直す工事で、増し打ちは、既存のシーリングを剥がさずに、その上にシーリングを打ち増しする工事です。塗装のタイミングでシーリングを打ち替えする荷が一般的ですが、カッターを入れる事が困難な場所や部分的に補修する場合に増し打ちを行います。窓廻りなどは増し打ち施工が多い
■施工事例 (外壁塗装)(個別) |
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