【町田市】屋根の寿命・いつ交換すべきか!
屋根の寿命・いつ交換すべきか!
屋根の寿命は使用される材料や施工方法、メンテナンス状況などによって大きく左右されます。
一般的な屋根材ごとの寿命は以下の通りです。
❶スレート屋根
スレート屋根の寿命は約30年。
スレート屋根は、薄いセメント板の屋根材で、色やデザインが豊富で安価なのが特徴です。
セメントや繊維材を混ぜて固めた屋根材で、平板スレート、厚板スレート、アスベスト入りスレートの3つの種類があります。
スレート屋根は耐久性や耐震性に優れています。
しかし、割れやすく低耐久でメンテナンス頻度が多いというデメリットもあります。
また、アスベストや繊維の含有量に注意が必要で、メンテナンスも必要な場合があります。
劣化状況に応じてメンテナンスをすることで長持ちさせることができますが、劣化や雨漏りのリスクもあります
❷ガルバリウム鋼板屋根
ガルバリウム屋根の寿命は、30~40年
ガルバリウム鋼板屋根は、鋼板(鉄)の表面にアルミニウムと亜鉛をコーティングした屋根材で、優れた耐食性と耐候性を持っています。
この合金であるガルバリウムは、過酷な環境条件下でも長期的な防錆効果を発揮します。
ガルバリウム鋼板屋根は、軽量でサビに強く、高い耐久性を持つため、屋根リフォームで数多く採用されています。
また、近年では新築住宅だけでなく、屋根のリフォームにも広く選択されています。
ガルバリウム鋼板の登場はおよそ40年前で、それまで金属屋根材として主流だったトタン板に比べて錆びにくいというメリットがあり、急速に取って代わりました。
これらの特性から、ガルバリウム鋼板屋根は耐久性とコストパフォーマンスのバランスが良いと言えます。
❸トタン屋根
トタン屋根の寿命は、20~30年
トタン屋根は、薄い鋼鉄板に亜鉛でコーティングした屋根材のことを指します。
以下にその特徴を詳しく説明します。
形状:トタン屋根には瓦棒葺き、波板、折板などの形状があります。
寿命:トタン屋根の寿命は約25~35年です。
メンテナンス:トタン屋根は錆びやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
10~15年に1度は屋根塗装によるメンテナンスを行う必要があります。
雨漏り:トタン屋根の雨漏りの一番の原因は錆びから始まる穴あきです。
錆びは白錆び→赤錆び→黒錆びの順に悪化し、最終的に穴が開きます。
これらの特性から、トタン屋根は経済的で軽量なため、工場や倉庫、農業施設などによく使用されています。
ただし、耐久性や長寿命が求められる現代の使用は少なくなっています。
❹和瓦
和瓦(釉薬瓦)屋根の寿命は、100年
和瓦は、粘土を使用して焼き上げた瓦で、日本の伝統的な屋根材です。
以下にその特徴を簡単に説明します:
種類:和瓦は釉薬を使用し表面でコーティングした瓦と無釉薬の素焼き瓦の2種類で分別されます。
寿命:自然災害などでの破損がなければ、100年以上使用し続けられます。
メンテナンス:和瓦は耐久性が高いですが、漆喰など定期的な点検とメンテナンスが必要です
❺アスファルトシングル屋根
アスファルトシングル屋根の寿命は15~30年
アスファルトシングルは、ガラス繊維にアスファルトを浸透させたシート状の屋根材です。
以下にその特徴を詳しく説明します。
デザイン:洋風のおしゃれなデザインが人気で、色やデザインが豊富です。
耐久性:アスファルトシングルの寿命は一般的に15年から30年です。
ただし、最近の製品は品質改良されており、20年以上前のアスファルトシングルと今のアスファルトシングルでは耐久性が異なります。
防水性:ガラス繊維とアスファルトはどちらも防水性に優れているため、雨漏りに強い屋根を求める人に最適です。
ただし、表面に水が留まり藻が生えやすいことと、強風でめくれやすいので定期的にはがれのチェックが必要な屋根材でもあります。
価格:アスファルトシングルは比較的低価格で、そのため日本でもアスファルトシングルを用いた戸建て住宅が徐々に増えています。
これらの特性から、アスファルトシングルは経済的で耐火・耐震に優れた屋根材と言えます。
❻セメント瓦屋根
セメント瓦屋根の寿命は、30~40年
セメント瓦屋根は、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた屋根材のことを指します。
以下にその特徴を詳しく説明します。
製造:セメントと川砂を1:2~3の割合で混ぜ合わせてモルタルをつくり、型に入れて成型して乾燥後に塗装した屋根材です。
寿命:耐用年数は30~40年ほどあり、耐久性に優れています。
デザイン:セメント瓦はデザインが豊富で、和風だけではなく洋風も含むさまざまなデザインのものを選べます。
耐火性:セメント瓦は耐火性能が高いです。
セメント瓦は、1970年~1980年代に住宅が不足していた時期に多く生産されていました。
現在ではセメント瓦の生産が中止されているため、新築住宅でセメント瓦が使われることはありません。
そのため、現在住宅に使用されているセメント瓦は、施工から30〜40年ほどが経過して耐用年数を超えているものがほとんどで、塗装や葺き替えなどのメンテナンスが必要となるでしょう。
これらの寿命はあくまで目安であり、定期的なメンテナンスが行われているかどうかによっても変わります。
また、屋根の防水能力には、表面の「屋根材」だけでなく、屋根の下地に張り付けられている「ルーフィング」(防水シート)も大きく関わっています。
そのため、屋根の耐用年数を気にする場合は、屋根材の寿命だけではなく、ルーフィングの寿命も気にする必要があります。
ルーフィングの一般的な耐用年数は、25~30年間が目安です。
これらの情報を参考に、適切なメンテナンスを行うことで屋根の寿命を延ばすことが可能です。
具体的なメンテナンス方法やタイミングについては専門業者にご相談いただくことをお勧めします。
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