【町田市】外壁の種類とメンテナンス!
外壁の種類とメンテナンス!
外壁の種類は多岐にわたり、それぞれ異なる特性とメンテナンス方法があります。
皆さんのご自宅の外壁はどの様な種類でしょうか?
ご自宅の外壁の種類を確認し、メンテナンスの参考になれば幸いです。
以下に、主要な外壁材の種類とその特性、メンテナンス方法を分かり易く解説いたします。
❶モルタル
モルタル外壁とは、砂、セメント、水を混ぜて作った建築材料で作られる外壁のことを指します。
セメントと砂は重量比にして1:2~1:3の割合で配合されています。
モルタルは、温かみのある仕上がりと高いデザイン性が特徴です。
モルタル外壁の特徴としては以下のようなものがあります。
■メリット
❶デザイン性:職人の手によって様々な仕上げ方が可能で、味わい深いデザインを実現できます。
❷遮熱性:金属製の外壁材のように壁表面が熱くなりにくい特性を持っており、夏場の室内温度の上昇を抑える効果があります。
❸耐火性:モルタルはセメントと砂を混ぜたもので、不燃性が高く、火事でも延焼しにくいことが実証されています。
一方で、モルタル外壁には以下のようなデメリットもあります。
■デメリット
❶ひび割れ:モルタル外壁は、乾いたり濡れたりを繰り返すことでひび割れが発生しやすいです。
❷汚れ:表面に凹凸があるため、汚れが溜まりやすいというデメリットもあります。
❸工期:モルタル外壁の施工には、比較的長い工期が必要です。
メンテナンスは10年程度が目安で、塗膜の剥離やひび割れなどが見られた場合は、早めに補修や塗り替えを検討した方が良いでしょう。
❷窯業系サイディング
現在の外壁材の主流で、色柄が豊富で、レンガ調やタイル調などそのまま仕上げ材になる化粧サイディングが多く揃っています。
窯業系サイディングは、セメントと木材繊維などを薄い板状に加工した外壁材のことを指します。
特性とメリット、デメリットは下記の通りです。
特性
窯業系サイディングは、サイディングの製造過程で窯の中で高熱処理されるため、「窯業系」と呼ばれています。
工場で一定規格に加工されたボードを、現場で組み立てるため、品質が安定しており大量生産が可能です。
■メリット
❶耐震性・耐火性に優れている
主成分のセメントがもともと燃えにくい素材なうえ、高熱処理をして作っているため、耐火性が強くなっています。
❷デザインカラーバリエーションが豊富
洋風、和風、モダンなどのテイストはもちろん、木目調、レンガ調、タイル柄などのデザインバリエーションから選ぶことが可能です。
❸施工が簡単
メーカーで生産されたサイディングボードを外壁の大きさにカットして貼り付けていく施工方法なので、塗り壁と比べてほとんど職人の技術力に頼ることなく施工できます。
■デメリット
❶メンテナンス頻度が高い
窯業系サイディングはメンテナンス頻度が高い外壁材であり、環境にもよりますが、耐久年数は10年が目安といわれています。
❷熱を溜めやすい
窯業系サイディングは蓄熱性があるので、熱を持ちやすい外壁材です。
夏場ですと外壁が熱を持ち、室内にまで影響するので室温調整にエアコンを使う頻度が多くなってしまう事もあります。
メンテナンスは7〜8年程度が目安で、色あせや塗装剥がれがある場合は、年数に関わらず塗り替えを検討しましょう。
❸金属系サイディング
軽くて耐震性が良いことや、重厚感ある見た目のおしゃれさが人気のサイディングです。
メンテナンスは10〜15年程度が目安で、サビや汚れがつくのを防ぐために、半年に1回程度(一般の市街地の場合)水洗いによるクリーニングが必要です。
■メリット
❶断熱性が高い
金属サイディングは表面にメッキ塗装が施された鋼板で、芯材に断熱材が使用されています。
そのため、窯業系などの外壁材よりも5〜6倍、モルタル外壁と比較すると50倍と、驚くほど断熱性が高くなっています。
❷軽量でコストパフォーマンスが高い
金属サイディングは軽量で窯業系サイディングの約1/4、モルタル外壁の約1/10程度の重さです。
軽量という特徴から、モルタルや窯業系サイディングに比べると工期が短くなり、コストパフォーマンスが高いことも人気の理由です。
❸耐震性が高い
金属サイディングは他の外壁材と比較して軽量なため、建物の基礎や柱、壁などの重要な箇所に負担をかけないことから地震が発生しても影響を受けにくく、建物の倒壊リスクを回避することができます。
❹防音性が高い
金属サイディングは、防音性が高いと言われています。
特に古い外壁の上に金属サイディングを張るカバー工法を取り入れたリフォームでは二重構造となるため、より効果が期待できます。
❺防水性が高く、凍害に強い
窯業系サイディングは素材の特性上水分を含みやすいですが、金属サイディングは表面が金属板であるため防水性が非常に高いのが特徴です。
水分を外壁材内部に含まないため、冬場に氷点下を下回る気温の地域でも凍害に強いといった特徴があります。
■デメリット
❶錆びが発生しやすい
金属は丈夫で断熱性が高い反面、どうしても錆びが発生しやすくなります。
錆び防止のために上から塗装を施しているものの、塗装の剥がれによってが錆びが発生するのです。
また、気候の影響で雨の多い地域では錆びが発生しやすくなります。
❷傷が付きやすい
金属サイディングは傷が付きやすい素材です。
強風などの飛び石で傷が付いてしまう場合もあります。
この際についた傷によって表面の塗膜が剥がれ、金属部分が露出することで錆びが発生するなどの原因となります。
❸デザインの自由度が低い
窯業系サイディングやモルタルなどに比べると、工場で量産されている場合が多くデザインの自由度が低くなります。
❹ALCパネル
高層ビルや公共施設などにも使用される機能性に優れた外壁材です。
メンテナンスは10年前後が目安で、塗膜やALCパネル自体に劣化が見られる場合は、早めに塗り替えや補修をしましょう。
これらの外壁材は、それぞれ異なる特性とメンテナンス方法を持っていますので、選択する際は建物の状況や予算、好みなどを考慮することが重要です。
また、定期的なメンテナンスを行うことで、外壁の寿命を延ばし、美観を保つことができます。
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