屋根工事・スレート屋根のメンテナンスと劣化症状
スレート屋根の特徴とメンテナンス
スレート屋根は軽量でありながら耐震性が高く、人気のある屋根材ですが、定期的なメンテナンスが重要です。スレートはセメントを主成分としており、定期的な塗装や修繕がないと劣化しやすく、また、劣化が進行すると、雨漏りの原因となり、最悪の場合は葺き替え工事が必要になります。
劣化のサインと対処方法
1. 色褪せ
- 築5~7年で塗装の塗膜効果が薄れ、スレートの色が薄くなります。
- 対策:早めに塗装を行い、塗膜効果を復活させる。
2. コケの繁殖
- 屋根の防水効果が低下し、コケが繁殖します。
- 築7~10年で発生しやすく、特に北面など日当たりの少ない場所で顕著です。
- 対策:高圧洗浄でコケを洗い流し、その後塗装を行います。
3. ひび割れ
- 水を含んで膨張・収縮することで発生します。
- 築10年で増加する傾向にあります。
- 対策:ひび割れを発見したら早めに修繕塗装して予防しましょう。
4. 欠け
- 築10年以上で増加し、放置すると葺き替え工事が必要になることもあります。
- 対策:小さな欠けでも早めに補修し、必要に応じて部分交換を検討しましょう。
5. 反り
- 築10年以上で発生し、屋根材の耐久性が低下します。
- 対策:反りが進行する前に、部分交換やカバー工法を検討しましょう。
定期的な点検の重要性
スレート屋根の劣化は外部からの観察が難しいため、築5~7年でグラスビトウィーン担当者に点検してもらうことが推奨されます。早期の発見・対処が寿命を延ばし、修繕コストを抑えることが出来ます。特に棟板金の釘浮き状態なども確認し、必要に応じて補修を行いましょう。
スレート屋根の劣化は放置すると雨漏りや内部の木材の腐食を招き、高額な葺き替え工事が必要になります。定期的な塗装や補修を行い、劣化の兆候を見逃さないように注意が必要です。
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