自分で出来る雨漏りチェックと対策法!!
今回は、もうすぐそこまでやってきている梅雨の前に行っておきたい屋根の雨漏りチェックについてご紹介したいと思います。梅雨と言えば、毎日のように雨が続きますし、夏も近いので気温も高くジメジメして誰もが嫌な季節NO.1に上げる、過ごしづらい季節ですよね。
しかし、梅雨時期は体調以外にも気をつけなければいけないポイントがあるって知っていますか?
マンションなどの賃貸住宅であればあまり気にしなくて良いものですが、持ち家や借家等の戸建て住宅に住んでいる方であれば、連日雨の日が続く梅雨時期は、突然の雨漏りで困ってしまうというお宅が非常に増えるものです。
雨漏りは、外的要因がない場合であれば突然屋根に穴が開くといった事はなく、経年劣化で徐々に劣化していた部分が梅雨の長雨で表面化するといったパターンが多いものです。
その為、梅雨の前に建物の中で雨漏りしそうな部分をチェックし、劣化が見られるようであれば補修するなどしておけば、梅雨時期に雨漏りして困ったという事を高確率で防げるものです。
そこで今回は、梅雨の前にはチェックしておきたい雨漏りしやすい場所や雨漏りの原因となる建物の劣化についてご紹介しておきたいと思います。
雨漏りを防ぐためにチェックしておくのはココ!
それではまず、梅雨の長雨による雨漏りを防ぐためにチェックしておきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。
皆さんは雨漏りの本当の恐ろしさってわかりますか?雨漏りはただ単に室内を濡らすので困るといった単純な恐ろしさではなく、雨漏り箇所から水が回り、柱などの建物構造に重要な部分を腐食させてしまう恐れがあるという事を知っておきましょう。
建物の構造部分を痛めてしまうと、最悪の場合雨漏り修理では対応できず、建物の建て替えが必要になるなど、建物にとっては本当に恐ろしいものだと知っておきましょう!
雨漏りは『雨漏りする前に対処する!』という事が非常に重要です。
梅雨前にはチェックしておきたいポイント
それでは梅雨が来る前にチェックしておきたいポイントをご紹介していきましょう。
雨漏りは雨漏りが発生する前に、雨漏りしそうな場所をチェックし、小まめに補修する方が断然安くつきますよ!
- スレートや瓦などの屋根材をチェック!
屋根からの雨漏りで非常に多い原因で、屋根材自体が劣化している場合があります。その為、スレートや瓦などの屋根材にヒビや割れが生じていないかチェックしましょう。 - 棟板金の劣化に注意
棟板金は屋根の頭頂部にある為、風の影響などを常に受け続けています。その為、棟板金を固定している釘が浮いていたり、棟板金自体が浮いていたりする劣化が良く見られます。こういった隙間から雨水が侵入し雨漏りすることは非常に多いので注意しましょう。 - 漆喰の劣化に注意!
瓦屋根の漆喰はヒビが入っていたり、割れて崩れたりという劣化が多く見られます。瓦自体が非常に高い耐久力を持っている為、漆喰の補修は見逃されがちですが、雨漏り原因になるので、漆喰が崩れている部分があれば早期に補修しましょう。 - コーキングの劣化
建物であればどこかしらで必ず使用されているのがコーキングです。コーキングは、屋根はもちろん窓枠など外壁にも使用されており、その目的は防水です。その為、コーキングが劣化しひび割れや剥がれが見える場合は、雨漏りに注意する必要があります。早急に補修しましょう。 - 一目でわかる経年劣化や老朽化
意外と多いのが一目でわかるほどの屋根材などの経年劣化です。スレートが経年劣化で苔が生えている状態や、金属屋根が見るからに錆びているなどの場合、いつ雨漏りが発生してもおかしくありません。早急に屋根業者に点検してもらう事をオススメします。
代表的な物をあげるだけで上記の様なチェックポイントがあります。
こういった部分は自分で注意深く見てみれば判断できるような場所ですので、梅雨に入る前にチェックし、気になる場合は屋根業者に点検・メンテナンスを依頼しましょう!
自分で出来る雨漏り対策をご紹介
それでは雨漏りチェックポイントをふまえて、自分でもできる対象法もいくつかご紹介しておきましょう。
本来は屋根業者に依頼することをオススメしますが、どうしてもタイミングが合わないなどといった場合は試してみましょう。
- スレートや瓦のひび割れを補修
ホームセンターなどに行けばコーキング材等も販売されています。それを使用しひび割れに沿ってコーキング材を充填しましょう。屋根の上に登っての作業になる為、落下の危険や余計な屋根材を割ってしまうなどのリスクもありますので十分に注意が必要です。
※コーキングでの補修はあくまでも応急処置です。早目に屋根業者に見てもらいましょう。 - 棟板金の浮きや剥がれ
棟板金が浮いてしまい5mm以上隙間が出来ている場合などはコーキングで隙間を埋めましょう。 - ただし、こういった場合は下地が傷んでいる場合が多い為、またすぐに浮いてしまう可能性が高いです。したがって、屋根業者に棟板金を取り換えてもらう事をオススメします。
- 瓦のズレ・割れ
瓦は基本的に載せているだけなので手で簡単に取り外したりすることも可能です。その為、予備の瓦がある場合などは自分で交換することも可能です。 - しかし、瓦を新たに購入しなければならない場合は、瓦の種類を一般人が判断するのは難しいですし、販売されているお店も限られています。
- その場合は素直に屋根業者に依頼しましょう。
DIYでの対処も可能ですが専門業者に依頼することをオススメ!
今回は梅雨の長雨で雨漏りしてしまわない為に、事前にチェックしておきたいポイントや応急的な対処方法をご紹介しました。
今回ご紹介した劣化ポイントなどは、注意深く確認してみると一般人の方でも比較的簡単に見つける事が出来る劣化です。
もちろん、屋根や外壁からの雨漏りは一般人では見つける事が出来ないような原因も様々ありますので、建物の雨漏りを防ぐには、定期的な点検を業者さんに依頼することが最も良いでしょう。
また、近年のDIYの流行で屋根の補修なども自分で行うといった方も増えている事でしょう。
しかし、屋根は高所での作業になる為、一歩間違えれば落下して大怪我をしてしまう恐れもあります。
また、点検や補修のために屋根に上がったせいで、関係ない部分の屋根材を壊してしまうなどといった事も少なくありません。
雨漏りさせない為には定期的な点検やメンテナンスは必要不可欠な物ですが、屋根は専門知識も多く必要な部分でもありますので、専門の屋根業者に作業を依頼することがオススメです。
グラスビトウィーン は、自社職人及び専属外注の職人集団で屋根修理・雨漏り修理を行っているプロ集団です。調査の段階から自社の職人が行いますので、正確に原因を突き止め、屋根に最適な修繕方法をご提案しております。町田市・横浜市で屋根のお困りごと(屋根修理、雨漏り修理)がございましたらお気軽にご相談ください!