屋根材は何にしたらいいの?
屋根材は何にしたらいいの?
「屋根の葺き替え?」この言葉は良く聞かれる言葉ですが、新築してから、「屋根のリフォーム」や「外壁のリフォーム」などは考えてもみなかったという方もいらっしゃいます。
家を建てれば、家が耐用年数を向かえる40年~50年は屋根や外壁のリフォームも必要ないとお考えではないでしょうか?
お家が40年~50年もつから大丈夫!なんてことは決してありません。
一般的には、屋根は10年~15年で塗装施工を行い、20年~30年で葺き替えが必要です。
外壁も同じで、10年~15年で一度塗装が必要になってきます。
今回は、屋にまつわるお話で、「もし葺き替える場合の屋根材の選び方について」お話しします。
屋根を葺き替える時の「屋根材選びのポイント」は下記のとおりです。
屋根材選びのポイント
①イメージを変えたいからデザイン重視
②良い状態を長く保ちたいから耐用年数重視
③耐震性を考える。(重い屋根材→軽い屋根材など)
④予算を考える。コストをかけたくないから費用重視
この様な選択肢があります。
では、其々の屋根材の特徴はどうでしょうか?
◆瓦屋根
日本の歴史的な建物にも必ず使われている瓦。
新しさはありませんが、その重厚感や耐久性などは、他の屋根材を圧倒しており今でも使われています。
瓦は、高温で焼き固めて作る焼き物と同じです。
日本の夏、特に屋根の部分は想像以上に高温になります。
瓦は、高温にも耐えうる耐久性を持っています。
焼き物といえば、土器、壺、お皿などが今もそのままの形で地面の土の中から発見されることがあり、経年劣化にも強いことが証明されています。
同じ瓦であっても、釉薬を使用する瓦と使用していない瓦があります。
釉薬を塗ってから高温で焼き固めると、化学反応により美しい発色が見られます。
瓦の色は、釉薬によるもので、色あせず、再塗装が不要です。
◎瓦屋根のメリット
瓦は塗料を使用していません。
釉薬を塗ってから高温で焼き固めるときに、化学反応により美しい発色が生じます。
この発色は色あせることがありません。
他の屋根材は塗料で着色しているため、定期的に再塗装を行う必要があります。
瓦は建築時のコストが高いのがデメリットですが、瓦そのものは半永久的に使用できる素材です。
長期間メンテナンスが不要であることを考えると、トータルコストも安くなりメリットとして考えることができます。
瓦は、熱を伝えにくいうえに、屋根裏
に空間ができるため断熱効果が高く、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を生み出します。
◎瓦屋根のデメリット
瓦は粘土を原料として高温で焼き固めています、そのため他の屋根材と比べても重量が非常に重くなっています。
屋根が重いと重心が高くなります。
重心が高いと地震で揺れやすくなり、瓦がずれたり、落ちたりする可能性が高くなります。
大地震で屋根の下敷きになったり、倒壊の危険性が高くなったりするのも瓦屋根の古い建物です。
瓦屋根が重いため、建物の基礎や構造の工事を強化する必要があります。
そのため、他の屋根材と比べると、建築費が高くなります。
瓦屋根は今でも採用されていますが、その数も年々減ってきています。
◆スレート屋根
- 天然スレート屋根
- 化粧スレート屋根
の2種類があります。
天然スレート屋根の素材は粘土板岩の薄い板の天然素材です。
東京駅の屋根などに使われていますが、高価なため、一般的の住宅などではあまり使われる材料ではありません。
一般的にスレート屋根と呼ばれている屋根材は、「化粧スレート屋根」です。
化粧スレート屋は「カラーベスト」や「コロニアル」と呼ばれることもありますが、これは化粧スレート屋根の商品名です。
◎化粧スレート屋根のメリット
化粧スレート屋根のメリットは、主に4つです。
① 運搬しやすく、施工性が良い
製品形状が安定していて厚さを薄いため、運搬しやすく施工性が良い。
施工性が良いため、工事期間が短いというメリットもあります。
② 耐震性が高い
軽い素材のため、建物の耐震性が高くなる。
③ 施工を含めた、価格がリーズナブル
工業製品であり、輸送費が安く、施工性が良いため、いろいろな屋根材の中でもリーズナブルな素材。
④ いろいろな屋根デザインが作れる
スレートの形状や色が豊富なため、いろいろな屋根デザインに対応できる。和風や洋風、いろいろな外観デザインにあわせられる。
◎化粧スレート屋根のデメリット
化粧スレート屋根のデメリットは、主に4つです。
① 断熱性能が低い
化粧スレート屋根は素材の断熱性能が低く厚さも薄いため、瓦屋根と比較すると屋根全体の断熱性能が低くなります。
天井内や屋根直下の断熱を確実に行うことで、屋根全体の断熱性能の低さを補う必要があります。
② 割れたり、色褪せしたりする
他の屋根材と比較すると厚さが薄いため、施工中や点検時の踏み抜きなどにより割れたり、ヘアークラックが入りやすく、経年劣化による割れも発生しやすい。また、紫外線による色褪せもしやすい。
③ 耐久性が低く、寿命が短いと言われている
割れや色あせが起きやすく、経年劣化の影響を受けやすいため 耐久性が低く寿命が短いと言われています。
④ 複雑な屋根や役物を多く使う場合は高額になる
化粧スレート屋根のメリットとしてリーズナブルなことがあげられますが、屋根の形状や施工方法によっては割高になるケースがあります。
谷や棟が多い複雑な屋根形状の場合、使用する材料が多くなり施工も難しくなるため、価格が割高になるケースがあります。
◆ガルバニウム鋼板屋根
金属屋根ではガルバリウム鋼板の屋根が現在主流にになってきています。
金属系の外装材は金属系の板である鋼板で、屋根や外壁によく張られています。
金属の素材は「亜鉛メッキ(トタン)」や「銅」「ステンレス」「アルミ」そして「ガルバリウム」などがあります。
どれも金属の板(鋼板)ですが、表面のメッキが違い、それぞれに特徴があります。
ガルバリウム鋼板は各メーカーや商品によって特徴や性能が異なります。
メーカーごとにメンテナンス方法や保証期間が異なります。
◎ガルバリウム鋼板のメリット
①軽く地震の影響が少ない
日本瓦の約1/6の軽さで耐震性にも優れています。
屋根は住宅の一番上にあるため、重量が重いと地震の時に不安定になりますので、ガルバリウム鋼板の軽さは耐震の観点でもメリットがあります。
②地球に優しい素材
ガルバリウム鋼板はリサイクルもできるため、比較的地球に優しい素材です。
③錆びにくい
金属系の素材の弱点の一つにサビがあります。
しかし、ガルバリウムは一般的なトタンである亜鉛メッキ鋼板など、他の金属系の素材と比べ防錆性があります。
④耐久性に優れている
ガルバリウム鋼板の寿命は、サビなどで屋根が傷みやすい塩害地域でも15年、それ以外だと25年と言われています。他の外壁材と比較して、非常に耐久性が良いと言えます。
⑤その他のメリット
・施工性がよい
・デザインが豊富
・コストパフォーマンスが高い
・断熱材一体型商品がある
・長期メーカー保証がある
・カバー工法による重ね葺きが可能(リフォームでコロニアル屋根の場合)などがあります
◆ガルバリウム鋼板のデメリットは?
①防音性が低い
ガルバリウム鋼板は薄い金属なので、雨音は他の屋根材と比べて大きくなります。
②断熱性が低い
同じく金属製である為断熱性はほとんどありません。ただし、断熱材付きの商品も中にはあります。
③衝撃に弱い
ガルバリウム鋼板は非常に薄い為重いものが当たると凹みます。
※デメリットの対策方法
先ほどのデメリットで上げられた内容はメリットで紹介した断熱材一体型を使うことによって防音性・断熱性などカバーすることが出来ます。
また、長期メーカー保証やメンテナンスが他の屋根材よりも優れています。
グラスビトウィーンでは、ガルバニウム鋼板に自然石粒を高温コーティングを施した「ディーズリーフィング」の屋根材をメーンで施工しております。
ガルバニウム鋼板に自然石粒を施してあるため、遮熱性や雨音などにも優れた屋根材となっております。
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