複数の塗装業者見積の比較のポイント!!
複数の塗装業者見積の比較のポイント!!
屋根や、外壁のリフォームをするときに、専門業者に依頼し「見積書」の作成をお願いしますよね?
でも、いざ見積書を見てみると、各業者の記載内容が業者によってまちまちで本当に分かりにくく、何処を見て検討すれば良いのか不安ですよね?
今回は、業者からの見積書の見方や内容についてお話ししたいと思っています。
現在、リフォームを検討している皆さんが、失敗しない業者選択ができるように参考になれば幸いです。
◎見積書を見る際のチェックポイント
それでは、塗装の見積もりを行う際、どのような点に注意すると良いのでしょうか。
見積書の見方を知っておくだけでも、安心して塗装を依頼できることにつながるかもしれません。
●事前に相場を知っておくことが大事
見積もりの段階で大切なポイントとして、事前に相場を知っておくことがあげられます。
見積書の内訳をご紹介しましたが、項目ごとの相場や塗料による違い、面積ごとの費用なども知っておくと、見積書の内容を理解しやすくなることでしょう。
悪徳業者に騙されるリスクも軽減されるので、事前に知識を身に付けておくことはおすすめです。
●必要な作業かどうかを確認する
何の知識もないままに塗装の見積書を見ても、どの項目が何について書かれているのかが分かりにくいです。
一つ一つの項目を見て本当に必要な作業かどうかを見極めることも大切なポイントです。素人は分からないだろうという悪意を持って高い金額を提示してくるような業者もあるため注意が必要です。
見積もりを依頼する前に相場を身に付け、本当に必要な作業かどうかを見極めるようにしましょう。
●塗料のメーカーや種類の明確な記載はあるか?
見積書に、塗料のメーカーや商品名、価格が記載されているかどうかの確認も怠ってはなりません。
大まかな工程のみが記載されている見積書と、使用した塗料などが細かく記載されている見積書はどちらが安心できますか?
塗料のメーカーや商品名が記載されていなければ、費用を上乗せされていても気付くことができないだけではなく、希望した塗料よりもグレードの低い塗料が使用されることもあるかもしれません。
適正な価格かどうかの確認のためはもちろん、希望する性能や色の塗料が使われているかどうかも大事です。
●施工の工程が詳しく記載されているか?
見積書にはいくつかの項目に分けて記載されていますが、業者によっては大まかにしか分けられていないこともありますので注意が必要です。
項目がたくさんありすぎてもよく分からないという人もいるかもしれませんが、そういった人を狙って悪徳業者が営業をかけてくることもあります。
工程ごとに項目が分けられているかどうか、それぞれに適正な価格が設定されているかどうかは見積もりのときにしっかり確認するようにしてください。
●三度塗りが行われるか?
塗装の工程で下塗り、中塗り、上塗りという3つの工程を行うことをご紹介しましたが、これを三度塗りといいます。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うことが多いため、中塗りの作業を飛ばしていたとしてもなかなか気付くことができません。
しかし費用や手間を少なくするために中塗りを省く業者もいるため、記録を残しているような業者を選ぶと安心です。
見積書には記載してあっても、実際には2回しか塗装していないといったこともあるため、施工中に現場を確認してみるのもおすすめです。
●下地処理の内容は?
塗装を行う前に下地処理という工程があります。
下地処理には、外壁の劣化を補修することと洗浄と同じように塗料をしっかり外壁に付着させること、2つの目的があります。
劣化している部分を放置すると雨水や害虫が家の内部に入り込むことがあるため、定期的に補修をする必要があります。
また下地処理を怠ると塗料が外壁に密着できずに、ひび割れや塗りムラとなってしまいます。
外壁材や劣化の度合いに合わせて適切な下地処理が行われるかどうか、見積もりの段階で確認するようにしましょう。
●金額が明瞭か?
見積書の内訳や項目ごとの費用はもちろん、合計金額も確認することを忘れないようにしましょう。
30~50坪の戸建ての場合、足場代や洗浄費、外壁と屋根、付帯部分の塗装を全て合わせたとしても200万円を超えることはほとんどありません。
塗料によっても異なりますが、あまりに費用が高く感じられるときは業者に説明を求めるようにしましょう。
●塗装工事一式という文言に注意!
見積もりを依頼したときに「〇〇一式」といった記載を見かけたことがありませんか?
見積書の見方が難しいと思っている人にとって「〇〇一式」と言われると分かりやすくて良いと思うかもしれませんが、この文言には落とし穴があることもあります。
見積書の内容が明瞭でなければ、業者が内容をごまかしていたり費用が上乗せされていたりしたとしても後から追及することができません。
見積書には詳しく記載してもらうように業者に伝えてみることをおすすめします。
●保証の発行や内容や期間は?
見積もりをしてもらう際に、保証がどうなっているかについても確認することが必要です。
保証内容の言及がないままに契約してしまうと、万が一施工不良があったときに対応してもらえなくなることも。「保証は付いています」と言われた場合でも、保証内容に制限があったり期間が短かったりする場合があります。
万が一、保証書の発行が無い様な業者は、絶対に避けた方が賢明です。
契約前に保証書の発行の有無は絶対確認しておいた方が良いでしょう!
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