自然災害発生直後は屋根のメンテナンスが必要です。

自宅の屋根が大変なことになっていることに気づかないで生活を送っている方は、皆様が思っているよりも多いものです。
「雨漏りがない」＝「屋根が安心」ということはありません。
大型の台風や地震発生直後は必ず屋根を点検してください。

ところで、屋根修理業者にも専門分野と不得意分野があります。
質の高い修理をする業者を探す場合は、それぞれ専門分野を知り、見極めのポイントを押さえて絞り込んでいきましょう。

工務店

工務店は比較的狭い営業エリア内で地元に密着した活動を行っている建設会社なので相談しやすいです。
工務店でも屋根の修理を行っていない場合がありますので注意してください。

リフォーム業者

総合リフォーム業者などもありますが、屋根やエクステリアなどの屋外は、得意ではない場合があります。
同じリフォーム業者でも屋根を専門とする、あるいは、屋根のリフォームから始まった業者を選ぶべきでしょう。

塗装業者

屋根や外壁を含めた塗装や屋根、外壁のそれぞれを専門とする塗装業者があります。
屋根の塗装は行いますが、葺き替え工事は請け負っていないケースがほとんどです。
塗装の際に屋根の修理ができるか必ず確認してください。

板金業者

板金は金属を切断したり、曲げたりする加工業者です。
同じ屋根でも金属製の屋根を使っている場合は、板金業者に屋根修理を依頼することになるでしょう。

瓦屋

瓦を取り扱う業者ですので、屋根瓦の葺き替えが専門分野です。
日本瓦を専門としながらも、スレート、ガルバリウム鋼板などの金属系の屋根材も取り扱い、瓦屋根からの葺き替え工事を行う場合があります。

防水工事業者

雨漏りトラブルに関する対策や防水工事を行っています。屋根の防水工事と同時に屋根の修理も行っています。
マンションやビルの屋上にある陸屋根の防水工事の施工を行っています。

迷ったら、地域に根差した実績のある業者を

いかがでしょうか。

一見すると同じように見える屋根工事業者ですが、どんな業務からその会社が始まったのか。
そして”何を得意とする業者なのか”をよく見極め、地元の信用がある会社として長く地元の地域で営業をしているのかも重要です。

また、間違った調査によって間違った工事につながってしまえば、かけた費用が無駄になってしまう事はいうまでもありません。
「話を聞いて終わり」「お住まいの外周をぐるっと回って5分で終わり」といったような調査では適切な見積もりやご提案書を作成することはできません。
最低でも30分、時間をかけて徹底的に行ってくれているかどうかは調査時の対応も重要な業者選びの重要なポイントとのひとつとなります。

丁寧な対応で、幅広い屋根工事に対応可能、アフターサービスも充実している業者選びが大切といえるでしょう。