屋根リフォームの様々な工事について解説します!!

「屋根リフォームはどんな種類があるの?」
「悪徳業者にだまされたくない。信頼できる業者はどう選べばいいの?」

とお悩みの方へ。屋根は日ごろほとんど見る機会がなく、知らない間に劣化が進んでいるものです。「いつの間にか雨漏りしてしまった!」とショックを受ける方も多いのではないでしょうか。

屋根の状態劣化具合によって、最適なリフォーム方法は変わります。技術を持った専門業者が現地調査をしなければ、ベストな屋根リフォームは行えません。

この記事では、屋根リフォームの5つの種類とそれぞれの特徴、信頼できる業者のチェックポイントをご紹介します。ぜひ工事業者選びの参考にしてください。

 

屋根工事の種類

屋根工事は、以下の5つの種類があります。

  • 屋根葺き替え工事
  • 屋根カバー工法 (重ね葺き工事)
  • 屋根塗装
  • 雨樋修理
  • 漆喰・谷・瓦補修

それぞれの特徴や、メリットデメリットについてみていきましょう。

屋根葺き替え工事

工事の内容 既存屋根の解体工事や廃材撤去を行い屋根部分を全て新しくすることで、中・長期的に長持ちするリフォーム方法です。
下地など内部まで新しくできるのは屋根葺き替え工事のみで、屋根工事の中で最も大規模な方法となります。
経過年数が長い瓦屋根の場合、葺き替え工事になるケースが一般的です。
メリット ・既存の屋根をすべて撤去するため内部の劣化も補修できる
・防水シートや野地板といった内部も含め、屋根を丸ごと軽量化・耐久性のあるものにリフォームできるため、寿命が延びる
デメリット ・大規模工事となり撤去や施工に時間がかかる
・解体・廃材処分といった費用が別で発生する
工事のタイミング 建築から約20年が目安
工事期間(日数) 4~6日程度
工事内容(流れ) 既存の瓦(屋根材)を撤去

防水シートや土を撤去

屋根の土台の不揃い部分を平らにする(不陸調整)

防水シートを屋根下地全面に貼る

新しい屋根材を設置

屋根葺き替え工事の事例

屋根カバー工法 (重ね葺き工事)

工事の内容 今ある屋根の上に金属屋根をカバーする手法。既存の屋根材などはそのまま使う点が特徴です。
既存屋根に新しい屋根材を重ねるので、瓦屋根など重量がある場合は施工できません。
メリット ・既存屋根の解体や撤去が不要で、手間や費用が抑えられる
・葺き替え工事より施工期間が短い
デメリット ・既存屋根をそのまま使うため、内部補修はできない
・瓦屋根など、既存屋根の状態では施工できないケースがある
工事のタイミング 建築から15年後が目安。
屋根の状態によってタイミングは大きく変わりますが、40年を超えた屋根は耐震性の面からもカバー工法はできません。
工事期間(日数) 1~2日程度
工事内容(流れ) 下葺き材を屋根全面に張る

屋根本体を張る

屋根カバー工法 (重ね葺き工事)の事例

屋根塗装

工事の内容 既存の屋根に、アクリル系・ウレタン系・シリコン系・ラジカル塗料などの塗料を塗布する手法。美観を取り戻すだけではなく、金属部分の防錆性(ぼうせいせい)や雨漏りリスクの軽減など機能を高める効果もあります。
メリット ・既存屋根をそのままに家の印象を変えられる
・防水性がプラスされ家の中を快適に保てる
デメリット ・質が悪い塗料だとすぐ剥がれてしまう
・屋根のダメージが大きい場合施工できない
工事のタイミング 建築から約10年が目安。
しかしひび割れや腐食、カビや苔があれば10年未満でも塗装のタイミングです。
工事期間(日数) 約10日
※作業範囲や屋根の状況で大きく変わります。
工事内容(流れ) 既存屋根の洗浄

塗装剤の下塗り(1回目の塗布)

縁切り(スレート屋根の場合タスペーサー)

塗装剤の上塗り(2回目の塗布)

屋根塗装の事例

当社 株式会社ゼファンでの屋根塗装の事例を紹介します。価格・工期・品質・施工内容を詳しくお知りになりたい方は是非とも参考にしてみてください。

雨樋修理

工事の内容 雨水を集めて排出する雨樋の補修は、家を長く守るために必須です。
壊れた雨樋を放置すると、外壁の内外の腐食を引き起こし家に甚大な被害を及ぼします。
メリット ・家の耐久性が上がる
・雨樋が原因による雨漏りを解消できる
デメリット ・屋根の印象を大きく変えることはできない
工事のタイミング 建築から15~20年後が目安。
雨樋の一部に割れや欠け・歪みなどが発生したら工事のタイミングです。
工事期間(日数) 約3日間
工事内容(流れ) 既存の雨樋を撤去する

既存指示金具を新規のものに取り替え

新規の雨樋を設置

 

漆喰・谷・瓦補修

工事の内容 瓦屋根の固定や接着で使う「漆喰」・雨が集中しやすい「谷」・「瓦」は、劣化すると雨漏りの原因になります。早期に修理工事を行うことで、雨漏り被害を防げます。
メリット ・屋根の耐久性が上がり雨漏りを防げる
・瓦の落下などの事故を防げる(瓦屋根の場合)
デメリット ・屋根の印象を大きく変えることはできない
工事のタイミング 建築から20~30年後が目安。
しかし雨漏りなど劣化していれば、20年未満でも工事のタイミングです。
工事期間(日数) 約1~4日間
工事内容(流れ) ※谷の補修の場合
該当部分の瓦を撤去する

谷板を入れ替える

瓦を元に戻す

 

 

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