太陽光発電をより身近に?!
みなさんこんにちは♪
事務のK子です🐥🐥🐥
太陽光発電の話題がちらほらと増えてきましたね。
10年前と同じような状況がやってくるのでしょうか。
ただ、当時とちょっと違うのは
新築住宅で太陽光発電設置が義務化というワードがあることでしょうか?
すでに大手ハウスメーカーさんでは、新築のほとんどが設置されている太陽光発電。
そんな中、ウッドショックなどがまだまだ続く中、倒産件数も増加。
特に建設業の倒産・廃業が多くなっています。
後継者不足も問題になる中、このような太陽光設置は地場の工務店さんには
なかなかハードルが高く、さらに格差が広がりそうな雰囲気です。
国は補助金制度などで、後押しといいながら設置後はお施主様へも負担がやってきます。
特に太陽光設置後は売電と考えている方は、点検義務があり、点検の頻度やペナルティについても定められていますので注意が必要です。
太陽光発電の点検は最低でも4年に1回必要で、設置後1年目も点検しなければなりません。
点検義務に違反した場合は、売電資格の取り消しなどが行われるとあります。
また、点検費用に加え、修理の際の部品交換が必要であり、長期間おいて太陽光を活用するためには、
初期費用だけではなく、こうしたランニングコストを頭に入れた上で
設置導入を検討する必要があります。
通常の屋根メンテナンスより、太陽光パネルが設置された屋根のメンテナンス費用は、
太陽光パネルの脱着費用なども加わりメンテナンスコストも変わってきます。
そのようなメンテナンス時を考慮した。新築時の屋根材選びも慎重に行うことをオススメ致します。
前回の太陽光ブームの際は、リフォームで設置するケースも多く、
突然多くの太陽光設置業者が出てきましたが、あっという間にみんないなくなりましたね。
ただ、今回は新築時の設置の義務となれば、新築した会社の責任もあるでしょうから
いい加減な設置業者さんではないことだけは安心です。
あとは長期間においてのメンテナンスをどのように考えるか?
きちんと対応してくれる建築会社なのかの判断をしっかり見極めないといけません。
ランニングコストもきちんとシミュレーションしてくれて提案してくれる
会社さんがいいかもしれませんね。
参考にこちらは、太陽光発電も関係がある、
ZEH仕様の住宅についての資料です。
ZEH仕様とは国が推進している、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、
「エネルギー収支をゼロ以下にする家」ということになります。
つまり、ご自宅で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、
1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家の仕様ということです。
このように大手ハウスメーカーさんではだいぶ進んでいるようですね。
そしてこちらがZEH普及率
2020年に50%の目標を掲げていたものの、大手ハウスメーカーのみおおよそ目標に達成しているものの、
全体では半分にも達していません。
そこで今回、ZEH仕様とはまでいかないものの、太陽光発電設置義務化で大手ハウスメーカーのみならず、
全体で底上げしようということ。
なぜ、大手ハウスメーカーさんだけでは、順調に伸びてきて地場の工務店さんではZEHが増えないのか?
ZEH仕様は必要なのか?
その住宅に必要という概念が、本当に今の消費者にとって必要な住宅仕様であれば、
もっと広まってもいいように思います。
引っかかるのは、付随するエネルギー問題。
この問題を自分たちの身近でどう捉えるか?
太陽光発電を設置するという目的が、コストや売電、メリットだけではなく、
環境問題の解決へと向かうことをもっと掲げた方がいいような気がしますが、
一般の消費者にはなかなか、響かないのが現実でしょう。
今後は蓄電池がさらに太陽光設置に拍車をかける存在になるのかな。。。
その前に、今のウッドショックが落ち着くことを願うばかりです。
事務のK子でした🐥🐥🐥