今回は、住まいの外壁塗装や屋根塗替えを成功させるための大切なポイントをグラスビトウィーンがプロの視点で分かりやすくお伝えします。
外壁塗装や屋根塗装を検討中のお客様は、必見のコラムなのでぜひご覧下さい。
高圧洗浄や塗装下地作りをしっかり行う
外壁塗装や屋根塗替えを成功させる1つ目のポイントは、高圧洗浄作業や塗装に適した下地作りが挙げられます。
外壁塗装や屋根塗替えをする部分に、チョーキング、ホコリやカビ‥といった汚れが付いていると、その上から塗装してもしっかりと塗料が密着せず、塗装してから僅か数年で塗膜の表面にひびが入ったり、塗装が膨れたり、剥がれたりしてしまいます。なお高圧洗浄後には、塗装面を十分乾燥させる必要があります。(お化粧と同じ理屈です。)
こういった重大な塗装の不具合を防止するためには、外壁塗装や屋根塗替えを行う前に、まずはしっかりとした高圧洗浄やケレン作業(さびや塗装の不具合部分を取り除く作業)を行う必要があります。
また、外壁や屋根の劣化状態によっては、更に塗装下地の補修が必要になる事があります。
この様な場合、外壁塗装や屋根塗替えを施工した後には、塗装下地を補修する事は困難なので、塗替える前に予め適切な補修工事を行う事が大切です。
外壁塗装や屋根塗替えを長持ちさせるためには、こういった塗装前に行う下地作りに掛かっているといっても過言ではありません。
塗装前には、養生作業を丁寧に行う
2つ目のポイントは、外壁塗装や屋根塗替えをよりきれいに仕上げるための「養生作業」が挙げられます。
この養生作業とは、塗装しないサッシ廻り、床部分、植栽‥といった建物周囲を傷付けたり、塗料で汚さない様、塗装する前にビニールやマスキングテープ、布シートなどを使って覆う作業の事です。
特にマスキングテープを使った細部のマスキング養生が、塗装との取り合い部分(境目となる部分)の直線や角部分が外壁塗装や屋根塗替えの見栄えに大きく影響します。
外壁や屋根に合った適切な塗料の選定を行う
3つ目のポイントは、適切な塗料の選定(目利き)が挙げられます。
外壁塗装や屋根塗替えの期待耐用年数は、一般的にウレタン塗装は8~12年程度、シリコン・ラジカル制御塗装は、12~16年程度、フッ素塗装は15~20年、無機塗装は20年程度‥といった様に各塗料メーカーで具体的な目安となる耐用年数を表記している場合もあります。
しかし、外壁塗装や屋根塗替えは、「建物の現況」、「周辺環境」、「塗替えを行う地域の気候」、「作業の精度」の4つによって、塗装の耐用年数は大きく変わってくると言えます。
また、一般的に塗装工事は、下塗り・中塗り・上塗りの作業工程よってつくられます。
ですから、外壁塗装や屋根塗替えを行う際には、仕上げに使われる上塗り塗料だけを重視するのではなく、(一般のお客様によくありがちの事です。)外壁材、屋根材の種類、現在の状態、施工する地域の気候に合ったフィラー、サフェーサー、シーラー、さび止め‥と言った適切な外壁用、屋根用下塗り材を選ぶ事、各現場に求められる塗装仕様として組み立てる事ができる豊富な知識と経験に基づいた「確かな目利き」が大切です。
素材や塗料に合った塗装道具を選定する
4つ目のポイントは、外壁塗装や屋根塗替えに合った適切な塗装道具を使用する事です。
これも一般のお客様には、あまり知られていない事ですが、塗装に使う刷毛やローラーによって、塗装の仕上がり感が大きく変わります。
ですから、いくら高性能で高価な材料を使ったとしても、塗装に使う刷毛やローラーが塗装する材質や使用する塗料に合ってないと、塗装工事の仕上がり感は、見栄えが悪く、台無しになってしまう事もあります。 (激安価格の塗装業者さん、経験の少ない若い職人さんにありがちなケースです。)
ですから、外壁塗装や屋根塗替えを行う際は、外壁材や屋根材の素材形状(凹凸・塗装素地の強度・表面密度‥)や外壁や屋根塗料の性質(溶剤・粘性・乾燥時間)に合ったローラーや刷毛(毛質・毛丈・形状)を選定して塗装する事が大切と言えます。
このような理由からグラスビトウィーンでは、店主が各現場に工事内容と求められる機能を十分考慮して、最適な塗装道具を選択し、塗装の品質にばらつきがない、均一でキレイな仕上がりにする様にしています。
塗装工事の施工管理を適切に行う
5つ目のポイントとして、上記4つの内容をまとめる塗装工事の「現場管理」が大切です。
塗装工事の人員配置、塗料の性能が十分発揮される作業環境に整え、適切な塗装工程を検討し、工程管理する事が安定した品質の塗装工事に繋がります。
また、それに加えて現場の清掃・整理整頓‥といった美観を整えながら作業する事で、職人のモチベーションも良くなり、快適な環境を作るよう努めています。
さらに、高品質な塗装作業とは、職人だけが意識して施工すれば良いという訳ではなく、現場で施工する職人と店主で協力し、お客様を交え打ち合わせをしながら塗装作業を進めていく事が大切です。
小林塗装では、この様な塗装工事を成功させるための大切なポイントを十分理解して、塗り替えを行っています。
塗装工事の最後には、しっかり掃除をする
6つ目のポイントは、塗装工事の最後に、しっかり掃除をする事です。
さぁ、いよいよ塗装工事が完成しました。
塗替えが終わって、外壁や屋根がキレイになるのは、当たり前の事です。
しかし、建物の周り、庭、玄関周り、ガレージ、境界のアルミフェンスやサッシ、土間などが汚れたままで、『塗装工事が完成しました!!』という良心や道徳観のない職人は本当に沢山います。
(同業者としては、何とも恥ずかしいかぎりです。)
例え、それがベテランの職人だろうが、一級塗装技能士だろうが、全く関係ない事です。
もし、仮に自分の家がそんな仕上がりだったら腹も立つだろうし、がっかりするかと思います。
ですから、「職人は塗装だけを行えば良い。」‥といった自己中心的な考えではなく、「塗り替えしない部分を汚していないか?」、「塗替えをする事によって周りの人に迷惑を掛けていないか?」‥いつも気を配りながら、周りやお客様の気持ちになって思いやる事がとても大切な事だと言えます。
こう言った理由から、グラスビトウィーンの職人は、いつも「気は心」、「飛ぶ鳥、跡を濁さず」の気持ちを持って、職人一同最後の掃除までしっかり行っています。
グラスビトウィーンは自社で職人を雇っている町田の屋根修理施工業者・外壁塗装施工業者です。
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