外壁の劣化具合について解説します!~日なたと日陰の劣化の違い~
日なたと日陰で症状が違う
同じ家でも劣化の速度は場所によってさまざま、外壁や屋根の劣化は、立地条件や環境によって変化します。年数よりも、症状をよく見て、塗装が必要か否かを判断しましょう。
南側
日差しによりひび割れが起きやすい
特に紫外線の影響を受けやすい南側。色褪せ、チョーキングの順に劣化が始まります。チョーキングは防水性が失われているサインで、建物内部へ雨水が浸み込む可能性があります。また、サイディングのつなぎ目であるシーリングにもヒビ割れが生じるため注意が必要です。紫外線の影響でヒビ割れやチョーキングが起こりやすくなります。
・劣化が進んだ既存塗膜は剥がれの原因となります、高圧洗浄で洗い落としてから塗装しましょう。
・既存のシーリングや目地内のホコリなどをしっかり取り除き、新しいシーリングに打ち替える。
北側
湿気が多い為カビや藻に注意
日の当たらない北側は、コケや藻が発生しやすい場所です。塗膜の劣化により外壁の防水性が低下すると、壁の表面にコケや藻が発生します。外壁や屋根を直接痛める原因ではありませんが、他の場所よりも多く水分を浴びている為、塗膜も劣化しやすいといえます。日陰になり湿気がこもりやすい場所はカビが発生しやすくなります。
・コケや藻に効果的なのは、塗装前のバイオ洗浄、バイオ洗浄で殺菌し、塗装面を綺麗にして塗装する。
・数年経つと再びコケや藻が発生する可能性があるので、塗料は「防コケ・防藻・防カビ」性能があるものを選択すると良いでしょう。
同じ家でも、日向と日陰では異なる症状が出ます。点検する時は、外壁の一面だけを見るのではなく、建物全体をチェックすることが大切です。
塗膜の劣化と最適な塗り替え時期
我が家の劣化はどのくらい進んでいるのか?
どの時点でリフォームを検討したら良いのか。
艶がある 十分な耐候性がある
👇 日光に当たると美しく発色している状態。
艶が落ちてくる
👇 新築時んの艶やかさはなくなっているが、防水効果はある。
変色 リフォーム検討時期
👇 色見が変わり、くすんだ印象を受けるようになる。
チョーキング リフォーム検討時期
👇 触ると白い粉が付く。防水効果が切れてきたサイン。
ひび割れ 早急に対応するべき
👇 雨水が入り込んで、下地がいたんでくる。
剥がれ 早急に対応するべき
👇 外壁材自体が外部にさらされ、急激な劣化に繋がる。
なぜチョーキングのタイミング
塗料の防水効果がなくなった時に現れるのがチョーキング。築年数に関係なく、防水効果がなくなったまま放置しておくのは危険です。
なぜひび割れのタイミング
ひび割れを放置すると建物内部の構造部分名で雨水撫でが侵入。内部の鉄筋に腐食が起き、建物全体の強度が低下する。
放っておくとこんな事に
水分が家の中に浸透。家を支える土台は木でできているので、湿気が溜まり腐ってしまう可能性も。防水効果が落ちると、家屋全体に悪影響を及ぼしてしまう。
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