外壁塗装で「下塗り」が欠かせない理由とは?
外壁塗装で「下塗り」が欠かせない理由とは?
外壁塗装で「下塗り」が欠かせない理由とは、ご存じですか?
日曜大工で庭の塀や柵などのペンキ塗りをしたことがある人は、汚れやシミ、ひび割れが目立つようになった自宅の外壁塗装も、「日曜大工のペンキ塗りで」と思うことが多いようです。
しかし、外壁塗装と日曜大工のペンキ塗りはまったく異なります。
たとえ部分的な外壁塗装であっても、日曜大工のペンキ塗りの要領で外壁塗装をしてしまうと、外壁全体が傷む原因にもなってしまいます。
【目次】
❶ペンキ塗りと外壁塗装との違いとは?
下塗りの重要性
❷下塗り塗装の役割
❸中塗りと上塗り
❶ペンキ塗りと外壁塗装との違いとは?
ペンキ塗りは塀や柵などの見栄えをよくする目的がありますが、外壁塗装はそれに加え、外壁自体を風雨、太陽光、気温変化などの自然負荷による劣化から守る役割があります。
例えば、外壁材には断熱機能はあっても防水機能はありません。
外壁材は塗装により防水機能を備え、また自然負荷への耐候性を備えることができるのです。
外壁に汚れやシミ、ひび割れができるのは、外壁の防水機能や耐候性が衰えてきたことを示しています。
したがって、外壁塗装は単なる塗装ではなく、築年経過で防水機能や耐候性が衰えた外壁の機能回復工事ということができます。
❷下塗り・中塗り・上塗り塗装の役割
外壁塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程から成っています。
各工程の違いは次の通りです。
❷-1 下塗り
下塗りは外壁塗装の基本となる、最も重要な工程です。
下塗りには中塗り・上塗りとまったく機能も成分も違う塗料を使用します。
また、下塗りには次のような役割があります。
❶外壁材と塗料との接着力を高める
下塗りはサイディングボード、コンクリート、モルタルなどの外壁材と中塗り・上塗り塗料との接着力を強め、耐久性(防水性と耐候性)に優れた外壁塗膜を作り出すのが目的です。
「下地強化剤」とも言われ、下塗り工程を経ないと外壁材に中塗り・上塗り塗料が定着しません。
❷外壁材への塗料染み込みを防ぐ
下塗りをしないで中塗り・上塗りをすると、外壁材を直接塗装することになります。
すると、塗料の気泡、その他の要因により外壁材を逆に傷める可能性があります。
また、表面をきれいに塗装しても、塗料が外壁材に染み込むため、時間が経過すると塗りムラが発生し、美観に優れた外壁塗装にはなりません。
外壁材と塗料との接着力も弱く、結果的に外壁の耐久性も損なうでしょう。
❷-2 中塗りと上塗り
中塗りは、上塗りのための平滑な塗膜を作るための塗装です。
下塗り塗料の色を隠すとともに、下塗り塗料と上塗り塗料との密着性を高める効果があります。
上塗りは原則として中塗りと同じ塗料を使います。
塗料は液体なので、塗料が乾燥すると液体中の気体分散により気泡が発生します。
これが塗りムラの主な原因になります。
上塗りは、中塗りの塗りムラを塞いで塗膜に厚みを付け、仕上がりのきれいな外壁塗装を実現するとともに、外壁の耐久性と美観を高めます。
❸下塗りの重要性とは?
❸-1 塗料の接着性を上げる
下塗り材の役割の1つが、下地と上塗り塗料を密着させることです。実は、上塗り塗料は接着力が低く、そのまま下地に塗ってもすぐに剥がれてしまいます。下塗りを適切に行うと、下塗り材が接着剤の役割を果たし、塗料の密着性が高まります。
❸-2 外壁の耐久性を高める
外壁に塗られている塗料の役割は、紫外線や雨風から外壁を守ることです。
外壁が適切に塗装されていないと、外壁が直接ダメージを受けてしまい、耐久性がどんどん低下します。
下塗り材が上塗り塗料を密着させることで、外壁の耐久性を高められます。
❸-3 下地の色を隠し仕上がりを綺麗にする
下地にはそれぞれ色が付いているため、暗い色の下地に直接淡い色の塗料を塗ると、下地の色が透けてしまいます。
このような場合には、白色の下地材を塗ることで下地の色が隠れ、より綺麗に仕上がります。
❸-4 外壁に塗料が吸収されるのを防ぐ
劣化が進んだ外壁はひび割れや欠損が発生しやすくなり、直接上塗り塗料を塗るとスポンジのように吸い込んでしまいます。
下塗り材を使うことで、外壁に塗膜が吸い込まれるのを防ぎ、色ムラのない仕上がりになります。
❹外壁塗装における下塗りの種類
外壁塗装における下塗りには、いくつか種類がありますので、各下塗りの特徴について解説していきます。
❹-1 シーラー
シーラーは、外壁材と塗料を密着させる大きな働きがあります。
外壁塗装の耐久性の向上には欠かせない存在であり、さらに外壁に塗料が染み込んでしまうのを防ぐ役割も担っています。
シーラーには水性タイプと油性タイプがあり、それぞれ外壁材によって適切に使い分ける事が必要になってきます。
❹-2 プライマー
プライマーは、上述したシーラーと同様に「塗料の密着度を高める」「外壁に塗料が染み込むのを防ぐ」といった役割があります。
ただし、使われるシーンは限られており、外壁材が鉄やステンレスといった金属のボードなどで使用するのが一般的な使用方法です。
❹-3 フィラー
フィラーは、パテタイプの下塗り材で、機能性はシーラーやプライマーと同じです。
外壁がひび割れを起こしていたり、凹凸があるなどの場合に、外壁表面を滑らかにしたいときに使用し、平らにしてから上に塗装を施します。
まとめ
外壁塗装の下塗りは重要な工程!
外壁塗装の下塗りは非常に重要な工程であるため、必ず行わなければなりません。
「すぐに塗装を行いたいから」という理由で下塗り工程を飛ばしてしまうと「塗装の剥がれ」「塗料の耐久性の低下」「仕上がりの悪さ」などに大きな影響が出てしまいます。
作業終了後に後悔しないためにも、必ず「下塗り」の工程を飛ばすような事があっては外壁塗装も台無しになってしまいます。
しかし、現在はDIYも流行していますが、家の外壁など塗装のDIYはお勧めできません!
もし、外壁塗装をお考えの方がいらっしゃったら、専門の塗装業者に相談することをお勧めします。
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