外壁のチョーキング!見分け方や補修費用とは?
外壁のチョーキング!見分け方や補修費用とは?
「外壁のチョーキングってなに?」「チョーキングの対処法や補修費用はどのくらい?」こういった良くいただきます。
今回は、外壁のチョーキング現象の特徴や補修費用など分かり易く解説します。
対策を知って適切な補修をすることで、予想外のトラブルや補修費用の無駄を抑えられようになります。
是非参考にしてみて下さいね!
【目次】
❶外壁のチョーキング現象とは?起こる原因もチェック!
❷チョーキング現象が外壁に発生する時期と確認方法とは?
❸外壁に起こるチョーキング現象の対処法と費用相場とは?
❹外壁にチョーキング現象が起きにくいようにする予防方法とは?
❺まとめ:外壁にチョーキングが発生したら塗り替えを検討しましょう!
❶外壁のチョーキング現象とは?起こる原因もチェック!
チョーキングとは、外壁や屋根などの塗膜などが、劣化して粉状になる現象です。
以下では、原因や、放置すると起こる問題を解説いたします。
❶-1チョーキングの発生原因
外壁にチョーキングが起こる原因は、塗料から顔料が分離するからです。
顔料とは、塗料に色を付けている素材です。
もともと顔料は粉状の素材のため塗料が劣化することで粉末となって露出してしまい、チョーキングとなって表面化します。
❶-2外壁のチョーキングを放置すると起こる問題とは?
数日や数週間なら放置しても致命的な問題はありません。
ただし、年単位で放置すると外壁の下地材が劣化しやすくなります。
チョーキングが発生しているということは、塗料が劣化している証拠なのです。
外壁を保護するという塗料本来の役割が発揮されていないため、紫外線や雨などから下地材を守れなくなります。
チョーキングを長く放置すると、塗装が剥がれるケースもあります。
外壁の下地材が露出してしまい、紫外線や雨などが直接当たってしまうため、劣化は急速に進むでしょう。
塗装が剥がれそうな段階まで劣化が進んでしまった場合は、外壁を塗り替えが必要です。
❷チョーキング現象が外壁に発生する時期と確認方法とは?
チョーキングが発生する時期は明確には決まっていません。
使う塗料の耐用年数(塗り替えが必要になるまでの寿命)によっても異なります。
以下では、チョーキングが発生する具体的な時期と、見分け方を解説します。
❷-1チョーキングが発生する時期の目安
チョーキングが発生する時期の目安は、新築または前回リフォームの7〜15年後です。
厳密に決まっているわけではありませんが、塗料の耐用年数の1〜2年前に発生するケースが多いのが現状です。
7〜15年というのは、一般的に使う「シリコン塗料」における目安です。
耐用年数が20年の塗料であれば、チョーキングは18年前後が目安となるでしょう。
塗料の種類ごとの耐用年数はおおよそ以下となります。
塗料の種類 | 耐用年数 |
ウレタン塗料 | 6〜10年 |
シリコン塗料 | 8〜15年 |
ラジカル塗料 | 12〜15年 |
フッ素塗料 | 15〜20年 |
無機塗料 | 20〜22年 |
他の塗料に比べ「ラジカル塗料」は、耐用年数を迎えても比較的チョーキングが発生しにくいと言われています。
■推奨:日本ペイント・パーフェクトトップ
ただし、業者の施工不良や、塩害が強い地域などチョーキングの発生時期が早まるケースがあります。
特に、業者の施工不良の場合は、新築または前回のリフォームから1年後にチョーキングが発生することもあります。
施工ミスを避けるためには信頼できる技術を持った業者を探す必要があります。
❷-2外壁にチョーキングが発生しているかどうかを見分ける方法
チョーキングが発生しているかどうかを見分ける方法は簡単です。
外壁に直接さわってみて、指や手に粉がつくのならチョーキングのおそれがあります。
ホコリがついているだけということもありますが、外壁の色が昔よりも薄くなっているようならチョーキングの可能性が高いでしょう。
塗り替え工事を検討してみてください。
❸外壁に起こるチョーキング現象の対処法と費用相場
チョーキング現象の主な対処法は塗装です。
一部だけにチョーキングが発生するケースは少ないため、基本的には外壁をすべて塗り替える必要があります。
費用の相場は、30坪の住宅で総額が70〜100万円程度です。
住宅の構造や塗料の種類、業者によって価格は変動します。
❹外壁にチョーキング現象が起きにくいようにする予防方法
外壁にチョーキングが発生しないようにするための対策は3つあります。
❹-1クリヤー塗装(クリア塗装)をする
❹-2耐用年数が長い塗料を使う
❹-3優良な工事業者を選ぶ
具体的に確認してみましょう。
❹-1クリヤー塗装(クリア塗装)をする
「クリヤー塗装(クリア塗装)」とは、透明な塗料で塗ることを指します。
なぜクリヤー塗装がチョーキングに有効かというと、顔料が含まれていないからです。
チョーキングは、顔料が塗料から分離して粉状になる現象です。
そのため、塗料に顔料が含まれていなければ発生しません。
❹-2耐用年数が長い塗料を使う
耐用年数が長い塗料を使えば、チョーキングを完全に防ぐことはできないものの発生を遅らせることが可能です。
チョーキングの発生が遅くなれば塗り替えにかかる期間が長くなるため、メンテナンスの頻度を下げられます。
耐用年数が長い塗料の例としては「フッ素塗料」と「無機塗料」があります。
フッ素塗料は耐用年数が15〜20年、無機塗料なら最長で22年です。
チョーキングのせいで頻繁に塗り替えを行いたくない人はフッ素塗料や無機塗料を使うのがおすすめです。
現在は、ラジカル制御型塗料が各メーカーから出ています。
チョーキング現象を抑え、価格も抑えた塗料です。(例として、日本ペイント・パーフェクトトップなど)
また、チョーキングが短期間で発生する主な原因に、業者の施工不良があります。
このため、信頼できる技術を持った業者に工事を依頼することが、チョーキング対策のひとつとなります。
優良業者に工事を依頼すれば、塗料が持つ性能を最大限発揮できるためチョーキングが数年で発生することはありません。
業者の探し方には3つの方法があります。
①インターネットで探す
②電話帳で探す
③チラシ
④周りで工事をしている住宅を見る
④訪問営業をしてきた業者を選ぶ
①インターネットで探す
優良業者を探すためには相見積もりが必須です。
相見積もりとは、工事条件を揃えて複数の業者に見積もりを依頼することになります。
複数の業者の見積もりを比較すると、工事内容や価格を比較して業者の選別がしやすくなります。
相見積もりで優良業者を探すならインターネットで調べる方法がありますが、一括見積サイトなどはサイト側と業者間にマージンが発生する場合があり、そのバージン分が工事依頼主の見積もりに加算されている場合もありますので注意してください。
インターネットで探す場合は、各業者のホームページから施工実績・会社の規模・地域密着型企業・など詳しく載っていますので優良業者を選ぶためには、面倒くさがらず一社一社の情報を収集して決断するようにしてください。
②電話帳で探す
電話帳で探す方法は効率が悪い場合が多いです。
1件ずつ電話をして対応しなければいけません。
また、業者の技術力が電話帳だけでは、ほとんど判別できませんのでお勧めできません。
③チラシ
新聞の折り込み広告や、ポストインされたチラシを細かく見るのも一つの方法です。
チラシ配布は、業者の工事エリアが多く、地域密着型の業者が多く存在します。
また、地域密着型の企業では優良業者が多く存在している場合が最も多いというデーターもあります。
チラシから情報を得て電話等で確認するのも良い方法と言えます。
④周りで工事をしている住宅を見る
自宅の周辺で現在工事をしている様子などや、周りの口コミなどを参考にするのも一つの方法です。
既に、最近工事が終了したお宅に話を伺ってみるのも方法です。
⑤訪問営業をしてきた業者を選ぶ
訪問営業してきた業者が、全て悪徳業者だという事はありませんが、中には悪徳業者のケースもあるので十分気を付けてください。
訪問してきた業者から情報収集する場合は、「すぐに契約はしない」が鉄則です!
名刺などから、業者のホームページを参考にしたり、相見積もりの一社として考えるのは決して悪い事ではありません。
現在では優良業者は口コミなどでお客さんが自然と依頼してくることが多く、基本的に営業をする必要はない業者が多い事は事実です。
❺まとめ:外壁にチョーキングが発生したら塗り替えを検討しよう!
今回のまとめ
チョーキングはなぜ発生するのか? |
塗料から顔料が分離するからです。顔料とは、塗料に色を付けている素材です。もともと顔料は粉状の素材のため塗料が劣化することで粉末となって露出してしまい、チョーキングとなって表面化します。 |
外壁に起こるチョーキング現象の対処法と費用相場は? |
主な対処法は塗装です。一部だけにチョーキングが発生するケースは少ないため、基本的には外壁をすべて塗り替える必要があります。費用の相場は、30坪の住宅で総額が70〜100万円程度です。住宅の構造や塗料の種類、業者によって価格は変動します。 |
外壁にチョーキング現象が起きにくいようにする予防方法は? |
クリヤー塗装(クリア塗装)をする、耐用年数が長い塗料を使う、優良な工事業者を選ぶ、などが挙げられます。 |
チョーキングとは、塗料が劣化して粉状になる現象です。
外壁をさわると指に粉状の物質がつくため、チョーキングが発生しているかどうかを見分けやすいでしょう。
補修方法は塗り替えです。
30坪の住宅で70〜100万円程度の費用がかかるでしょう。
予防するためには、透明な塗料(クリヤー塗料)が最適です。
チョーキングの発生時期を遅らせるために耐用年数が長い塗料を使ったり、優良業者に工事を依頼したりすることも重要です。
チョーキングは、悪化すれば外壁の下地の交換時期が早くなってしまいます。
外壁の補修費用が高額にならないよう、チョーキングが発生したら1年以内に塗り替えを考えましょう。
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