コロニアル屋根の寿命とメンテナンス!
コロニアル屋根の寿命とメンテナンス!
コロニアル屋根材とは、一般に建物の屋根に使用される一種のスレート材のことを指します。
以下に「コロニアル屋根」を分かり易く解説いたします。
❶コロニアル屋根材の特徴
コロニアルは、セメントや繊維を薄い板に加工した屋根材です。
1枚あたりタタミ1畳ほどの大きさで、住宅の屋根に敷きつめた後、釘や接着剤で固定して使われます。
コロニアルは、日本の住宅の屋根材として最も普及しており、修理やリフォーム工事に対応している業者も多くいます。
❷コロニアル屋根材のメリット・デメリット
【メリット】
①価格が安い: コロニアル屋根材は他の屋根材に比べて価格が手頃であり、コストパフォーマンスが良いとされています。
②色やデザインが豊富: コロニアル屋根材は色やデザインのバリエーションが豊富で、建物の外観に合わせて選ぶことができます。
③軽量で耐震性が高い: コロニアル屋根材は軽量であり、そのため建物全体の重量を軽減し、地震に対する耐震性を高めることができます。
④施工しやすい: コロニアル屋根材は軽量で加工しやすいため、施工が容易であり、工期を短くすることが可能です。
【デメリット】
一方で、コロニアル屋根材は割れやすく、耐用年数が短めで、メンテナンス頻度が高いです。
①割れやすい:コロニアルは薄い板状の屋根材なので、強い衝撃や経年劣化でひび割れが生じやすいです。
②耐用年数が短い:コロニアル屋根材の寿命は一般的に20年程度とされています。
③メンテナンス頻度が高い:コロニアルの屋根は異常がなくても5年を目安に点検・補修を受けることをオススメします。
④アスベストを含む可能性がある:2000年以前に販売されたスレート屋根材はアスベストが混入されたものもあります。
⑤表面の凹凸により汚れが溜まりやすい:コロニアルの屋根材は表面が少しガタガタしているのが特徴です。そこに水が貯まってしまい苔や藻、カビが発生してしまうのです。
⑥断熱性が低い:コロニアルは断熱性が低いため、冬の寒さや夏の暑さを効率的にコントロールするのが難しい場合があります。
❸コロニアル屋根の寿命
コロニアル屋根の寿命は通常、約20年とされています。
しかし、これはあくまで平均的な数値で、天候や立地条件によって変わります。
適切なメンテナンスを施せば、この寿命を30年程度まで伸ばすことが可能です。
特に、10年に1度くらいのペースで塗り直しを行っている屋根は、メンテナンスをしていない屋根と比べて寿命が延びやすいと言えます。
ただし、製品によっては10~15年程度で劣化している例もあるため、注意が必要です。
また、一部の製品では、35年も使用できるものもあります。
これらの情報を考慮に入れ、定期的なメンテナンスや管理が必要となります。
❹コロニアル屋根のメンテナンス方法?
コロニアル屋根のメンテナンス方法は主に以下の3つがあります。
❹-1部分補修:屋根の一部が劣化している場合、その部分だけを補修します。
❹-2屋根塗装:コロニアル屋根は表面の塗装によって防水性が保たれています。
そのため、約10年に1度の定期的な塗装が必要となります。
塗装はコロニアル屋根の寿命を延ばすために非常に重要です。
❹-3全体補修:屋根全体が劣化している場合、全体を補修します。
これらのメンテナンス方法を選択する際には、屋根の現状や劣化の程度を考慮することが重要です。
また、メンテナンスを行うタイミングも重要で、コロニアル屋根には5年から10年ごとの点検が推奨されています。
具体的なメンテナンス方法やタイミングについては専門の業者に相談することをお勧めします。
専門の業者は屋根の状態を正確に診断し、最適なメンテナンス方法を提案してくれます。
また、メンテナンスを怠ると屋根の劣化が進行し、雨漏りなどの重大な問題を引き起こす可能性があるため、定期的なメンテナンスが必要です。
グラスビトウィーンは、屋根や外壁の専門企業だからこそ安心です!
屋根・外壁のご相談はお気軽にお申し付けください!
当社では、お客様の外壁屋根塗装工事への不安を解消すべくLINEからのご相談を受け付けております。
外壁屋根のトラブルをどこに相談して良いか分からないとき、無料相談をお気軽にご利用ください。
グラスビトウィーンは、地域密着型の「屋根・外壁」の専門業者です。
創業49年の実績と経験で、皆様の大切なお家の『リフォーム』を
全力でバックアップ致します。
屋根や外壁のご相談はお気軽にご相談ください!
グラスビトウィーンは、自然石粒付きジンカリウム鋼板
『ディーズルーフィング』の国内認定PRO販売店・施工店です!
« 外壁リフォーム時期の「見極め方法」とは? || 屋根材の種類と特性! »