外壁塗装のフッ素系塗料の特徴とメリット・デメリット!
外壁塗装のフッ素系塗料の特徴とメリット・デメリット!
耐久性の高さから人気を集めるフッ素系塗料があります。
そのほかにも親水性に優れているため汚れにくい、防水性に優れているといったような特徴がありますが、そのぶん価格は高く、大型の建物や橋などに使われることが多い塗料です。
最近は一般住宅にも使用されるようになったフッ素系塗料。
特徴を知り、自分の家に合った塗料かどうか検討材料に加えてみてはいかがでしょうか。
❶フッ素系塗料の特徴
フッ素系塗料とは塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことです。
外壁塗料の主流であるウレタン系塗料やシリコン系塗料より高価ですが、そのぶん性能は優れているといわれるフッ素系塗料。
まずは、その特徴を見ていきましょう。
■耐久性
外壁としっかり密着する性質を持ち、外壁塗装の耐用年数が長い塗料です。
ウレタン系塗料の耐久年数は5~8年、シリコン系塗料は10~13年とされるなか、フッ素系塗料の耐久年数は15~20年にもなります。
■耐熱性
フッ素系塗料はシリコンより結合力が強く太陽光や紫外線に強いとされています。(「断熱性」とは異なります)。
フッ素、ウレタン、シリコンともに遮熱・断熱性能を付加した塗料もありますが、同じ遮熱・断熱性塗料でもやはりフッ素系塗料が一番耐久性に優れます。
元の性能を補強すると考えるといいでしょう。
■親水性
水と密着する性質のことです。
汚れが付着しても水が接着面に入り込んで、汚れが落ちやすいといった特徴があります。
低汚染性、耐汚染性などともいいますが、最近はさらに技術が進み、「超低汚染性」などと呼ばれたりします。
■防カビ性、防藻性
藻やカビが生えにくい性質のことです。
藻やカビが生えてしまうと、見た目がよくありません。
日当たりが良くない場合や湿気の多い地域の場合は、ぜひとも欲しい性能ではないでしょうか。
■防水性
耐水性ともいい、水の侵入を防ぐ性質をもっています。
外壁からの浸水は家にとって大敵ですので、しっかり守れるものを選びたいですね。
これらの高い性能を有するのがフッ素系塗料です。
ただし、これらはあくまで一般的な特徴で、すべてのフッ素系塗料に共通するとは限りません。
商品ごとの差異があるのでご注意ください。
❷フッ素系塗料が適した建物は?
フッ素系塗料はビルや商業施設など大きな建物でよく使用されます。
大型の施設での塗り替えは費用も時間もかかりますし、構造によっては容易に施工ができない場合もあるでしょう。
そのため、耐久性の高いフッ素系塗料が選ばれています。
では、一般の住宅には向かないのかというと、そういうわけではありません。
ただ価格面の問題もあり、一般の住宅では屋根など限られた箇所に使われることが多いです。
屋根は太陽光や雨の影響が外壁以上に大きく、劣化も早いです。
そのため、外壁はシリコン系塗料やウレタン系塗料で、屋根はフッ素系塗料で、というように塗り分けを行います。
一般的に、屋根は外壁より面積が小さいので塗り替え費用を抑えることができますし、先に劣化が進む屋根をフッ素系塗料にしておくことで、外壁と屋根の劣化速度を揃える効果もあります。
それによって、塗り替えのタイミングを揃えることができます。
最後に気になる価格ですが、フッ素系塗料の価格は3,500円〜/平方メートル程度です。
主流のウレタン塗料ならば、1,500〜円/平方メートル程度、シリコン塗料で2,200〜円/平方メートル程度です。
やはりほかの塗料と比べると高くなってしまいます。
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