モルタル壁の塗装耐用年数とメンテナンスの重要性!
モルタル壁の塗装耐用年数とメンテナンスの重要性!
自宅を大切にする、みなさんは、日々のメンテナンスを欠かさないことで、住まいを長持ちさせたいと考えていると思います。
特に、モルタル壁のような外壁の塗装は、見た目の美しさだけでなく、建物を守る重要な役割を果たしています。
今回は、モルタル壁の塗装に関する基本的な知識から、劣化を防ぐためのメンテナンスのタイミング、そして見かけた際の劣化症状の対処法までを分かり易く網羅してご紹介します。
あなたの大切な住まいを長く守るために参考になれば幸いです
【目次】
❶モルタル壁の塗装耐用年数とメンテナンスの重要性
❷日本でモルタルが愛される理由
❸まとめ
❶モルタル壁の塗装耐用年数とメンテナンスの重要性
モルタル壁はその耐久性から多くの家で採用されていますが、その塗装にも注意が必要です。
モルタル壁自体の耐用年数は約30年とされていますが、その上に施される塗装の耐用年数は、使用する塗料にもよりますが、おおむね5~15年程度です。
ここでは、モルタル壁の塗装の重要性とメンテナンスのポイントについて解説します。
❶-1塗装の耐用年数
塗料によって異なるものの、モルタル壁の塗装は平均して5~15年の間にメンテナンスが必要になります。
この期間を過ぎると、塗装の劣化が進み、壁自体の保護機能が低下してしまいます。
❶-2メンテナンスのタイミング
塗装の耐用年数に合わせて、定期的なメンテナンスや塗り直しを行うことが、モルタル壁の寿命を延ばす秘訣です。
劣化が見られた時点で適切な処置を施すことが大切です。
❶-3劣化症状の対処法
モルタル壁には、カビやコケ、クラック(ひび割れ)、チョーキング、膨れなどの劣化症状が現れることがあります。
これらの症状を見つけたら、速やかに専門家に相談し、適切なメンテナンスを行うことが推奨されます。
❶-4カビや苔
カビや苔は外壁の見た目を悪くするだけでなく、モルタル壁そのものを劣化させる原因となるので放置は厳禁です。
カビや苔が生えるということは、外壁の防水性能が落ちているサインでもあります。
外壁の防水性能が低下すると雨水が染み込み、外壁自体が傷んでしまいかねません。
❶-5色褪せ
モルタル壁は紫外線や風雨の影響で色あせていきます。施工時と比べて明らかに退色してきたら劣化症状が進んでいるサインです。
色あせの段階ではそれほど深刻なトラブルは起きませんが、塗料やモルタル壁自体が退色している状態は言わば最初の劣化症状なので油断してはいけません。
色あせが現れるということは、次の劣化症状に進みやすくなるということなので、可能であればこの段階でメンテナンスをしておきましょう。
❶-6ひび割れ
チョーキング症状を放置すると、次はひび割れという重大な劣化症状が現れます。
ひび割れは少しずつ起こりますし症状が微細な箇所も多いため、気づいた時にはかなり悪化しているかもしれません。
ひび割れが起こるとモルタル壁から水が染み込んで外壁自体が傷んでしまうので注意してください。
そこまで症状が進むと外壁を塗り替えるだけでは処置できないため、修繕費が高くなってしまいます。
微細なひび割れであってもそこから広がって大きな割れが起こるかもしれませんし、すでに雨水が内部まで染み込んでいるかもしれません。
❶-7チョーキング
チョーキングは塗装樹脂が劣化して塗料内の樹脂が加水分解され、黒板のチョークの様な白い粉状のようなものができます。
モルタル壁を手で触った時に白い粉状のものがついたらチョーキングが起こっていると考えてください。
チョーキング状態を放置するとモルタル壁自体が劣化してしまいます。
チョーキングはモルタル壁の劣化と塗り替え時期のわかりやすいサインですので、たまに外壁に触れて白い粉状のものが表面にできているかチェックしてみてください。
❷日本でモルタルが愛される理由(参考)
モルタルが日本の建築材料として広く採用されるようになった背景には、その不燃性という特性が大きく関係しています。
ここでは、モルタルが日本で愛され続ける理由について、その歴史と共に掘り下げてみましょう。
❷-1日本の建築文化とモルタル
日本では古くから自然素材を活用した建築が好まれてきました。
しかし、その多くが可燃性であるため、火災のリスクが常に付きまとっていました。
そんな中、不燃性の建材としてモルタルが注目されるようになったのです。
❷-2大規模火災を契機に
特に、1923年の関東大震災を契機に、モルタルはその不燃性から復興の際に広く採用されました。
そして、昭和25年にはメタルラスの規格が制定されるなど、モルタル外壁の使用が全国的に普及していきました。
❷-3モルタルの普及理由
モルタルが広く普及したのは、その不燃性に加え、耐久性やメンテナンスのしやすさが挙げられます。
大規模な火災を経験した日本にとって、不燃性の建材は必要不可欠なものとなりました。
❸まとめ
モルタル壁の塗装は、見た目の美しさを保つだけでなく、建物を守る重要な役割を果たします。
その耐用年数は使用する塗料により異なりますが、定期的なメンテナンスを怠らないことで、モルタル壁の寿命を大幅に延ばすことが可能です。
また、日本でモルタルが広く採用されているのは、その不燃性や耐久性が、歴史的にも建築文化にも深く根ざしているからです。
あなたの大切な家を長く保つために、モルタル壁の適切なメンテナンスを心がけましょう。
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