【町田市】外壁修理・コーキング材の種類と特徴!

外壁修理・コーキング材の種類と特徴!

外壁コーキング作業画像

コーキングとは、コーキング剤を使用して建物の隙間や継ぎ目などを密封することをさします。

コーキングは外壁の継ぎ目や浴槽やキッチンの水回り、壁とサッシの隙間などの場所で行われることが多く、コーキングをすることで水の侵入を防ぐほか、壁や浴槽などの建材同士の衝突や摩擦を防ぐ役割があります。

コーキングとよく似た言葉に「シーリング」がありますが、2つの違いや自分が使いたい用途にはどちらが向いているのか、迷う方は多いのではないでしょうか。

結論からいうとコーキングとシーリングはほとんど同じ役割を持ち、明確な違いはありません。
どちらも水の侵入や建材同士の摩擦や衝突を防ぐために使用されます。

 

コーキング材の種類

コーキング材の種類は大きく分けて次の4つがあります

シー林材の種類の説明表イラスト

湿気硬化型:空気中の水分と反応して硬化します

湿気硬化型コーキング剤は、空気中の水分と反応して硬化するタイプのコーキング剤です
主成分にはシリコーンゴム、合成ゴム、特殊ポリマーなどが含まれています

湿気硬化型コーキング剤には以下のような特性があります

 

●シリコーン系
耐候性・耐水性・耐熱性が良好で、キッチンや浴槽周りの補修などに使用されます。
ただし、上から塗装はできません

 

●ウレタン系
塗装性が良好です。耐候性がよくないため、屋外での使用の場合は上から塗装が必要です。
塗装下地処理、ALC板の目地充填に使用されます

湿気硬化型コーキング剤は、一般的には専用のコーキングガンに装着して使用します。

 

乾燥硬化型:溶剤や水が揮発乾燥することにより硬化します

乾燥硬化型コーキング剤は、溶剤や水が揮発乾燥することにより硬化するタイプのコーキング剤です
主成分にはアクリル系などが含まれています

乾燥硬化型コーキング剤には以下のような特性があります

 

●アクリル系
水性エマルジョンタイプで、水性なので取り扱いが簡単です。水分が揮発して硬化する特性を持つため、硬化後肉やせがあります。
内装目地などに使用されます

乾燥硬化型コーキング剤は、一般的には専用のコーキングガンに装着して使用します。

硬化時間はだいたい1日くらいで、気温や湿度などによっては3日~1週間かかる場合もあります
これらの特性から、乾燥硬化型コーキング剤は小規模な建設現場やDIYに適しています。

 

非硬化型:表面に酸化皮膜を形成します(内部は硬化しません)。
これはマスティックタイプとも言います

非硬化型コーキング材は、表面に酸化皮膜を形成するタイプのコーキング剤で、内部は硬化しない特性を持っています
これはマスティックタイプとも言われます

非硬化型コーキング材には以下のような特性があります

 

●油性コーキング材
元祖シーリング材で、酸素と反応して表面だけ硬化して膜を張ります。
ビヒクル(天然及び合成の油脂または樹脂)を主成分としています
板金のはぜ折部のシールなどに使用されます

非硬化型コーキング材は、一般的には専用のコーキングガンに装着して使用します

混合反応硬化型:主剤と硬化剤を混ぜ合わせ、化学反応によって硬化します

混合反応硬化型コーキング材は、主剤と硬化剤を混ぜ合わせ、化学反応によって硬化するタイプのコーキング剤です
このタイプのコーキング剤は、1成分形に比べて2液系コーキングガンや撹拌機が必要になりますが、硬化速度のコントロールがしやすいという特性があります。

 

また、それぞれの種類には以下のような特性を持つコーキング材があります

 

❶シリコーン系コーキング材
耐候性・耐水性・耐熱性が良好で、キッチンや浴槽周りの補修などに使用されます。
ただし、上から塗装はできません

 

❷変性シリコーン系コーキング材
耐候性・塗装性が良好で、硬化後はシリコーン系のシーリング材と違い塗装可能です。
建築や板金加工などに使用されます

 

❸アクリル系コーキング材
水性エマルジョンタイプで、水性なので取り扱いが簡単です。
水分が揮発して硬化する特性を持つため、硬化後肉やせがあります。
内装目地などに使用されます

 

❹ポリウレタン系コーキング材
塗装性が良好です。
耐候性がよくないため、屋外での使用の場合は上から塗装が必要です。
塗装下地処理、ALC板の目地充填に使用されます。

 

❺ポリサルファイド系コーキング材
反応硬化型で耐油性・耐候性が良好です。
躯体目地などに使用されます

 

❻ブチルゴム系コーキング材
乾燥硬化型で粘着力が強く、硬化後もべたつきが残ります。
コンテナのジョイント部分や板金のはぜ折部分に使用されます

 

❼油性コーキング材
元祖シーリング材で、酸素と反応して表面だけ硬化して膜を張ります。
板金のはぜ折部のシールなどに使用されます。
これもマスティックタイプと言えます

 

これらの種類はそれぞれ異なる特性を持つため、使用する場所や目的によって適切なコーキング材を選ぶことが重要です

また、各種類のコーキング材はさらに細かい種類に分けられ、それぞれが特定の用途に適しています。

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