モルタル外壁のチェックポイント!
モルタル外壁のチェックポイントと修繕方法
モルタル外壁は、美しい仕上がりと耐久性が特徴ですが、長期間使用すると劣化や問題が発生することがあります。特に注意が必要なのは、クラック(ひび割れ)や苔・藻・カビの発生です。これらの問題を早期に発見し、適切な対処を行うことで、外壁の寿命を延ばし、建物の価値を保つことができます。
クラックの種類と対処方法
1. ヘアークラック
- 特徴: 幅が0.3㎜以下の細いクラック。髪の毛のように非常に細いので、見落としがちです。
- 原因: モルタルの自然な膨張収縮や塗装時の不適切な乾燥が原因となることが多いです。
- 対処方法: ヘアークラック自体は緊急性が低いですが、放置すると水が入り込み、さらに問題を引き起こす可能性があります。早めに塗装のメンテナンスを行い、必要に応じて専門業者に相談しましょう。
2. 構造クラック
- 特徴: 幅が0.3㎜を超えるクラックで、深く入り込んで基材に影響を与える可能性があります。
- 原因: 地盤の不同沈下や建物の歪み・振動などがが主な原因です。
- 対処方法: 構造クラックは早急に修繕が必要です。VカットやUカットを施して、深い部分までシーリング材を充填し、亀裂を埋める方法が一般的です。
Vカット(Uカット)
- Vカット: クラックに沿ってV字にカットし、深い部分までシーリング材を充填します。これにより、クラックの奥深くまで補修が行われ、より強固な修繕が可能になります。
- Uカット: U字の形でカットを入れる方法です。接着面が広くなるため、シーリング材の密着性が向上し、耐久性が増します。最近ではUカットがよく採用されています。
苔・藻・カビの対策
苔(鮮苔類)
- 特徴: 緑色で、わずかな光でも繁殖します。薄暗い場所でも増殖することがあります。
- 対策: 初期段階での処理が重要です。早期に除去しないと、外壁の基材を傷める原因になります。専門の洗浄作業や塗装を行いましょう。
藻(地衣類)
- 特徴: 緑色で湿っていて日が当たる場所に繁殖します。水分を必要とし、成長が進むと見た目が悪化します。
- 対策: 外壁が透けて見える程度の軽度な藻の付着は早期に処理するのが最善です。高圧洗浄などで取り除きます。
カビ(真菌類)
- 特徴: 黒色で、光の少ない湿った場所に繁殖します。湿度が高いと活動が活発になります。
- 対策: カビは苔や藻を栄養にして広がることが多いため、高圧洗浄で洗い落とし、湿気を取り除くための機能付き塗料選択も並行して行うことが重要です。
まとめ
モルタル外壁のクラックや苔、藻、カビの発生は、放置すると建物に深刻なダメージを与える可能性があります。早期に問題を発見し、適切な修繕や清掃を行うことで、外壁の寿命を延ばし、美しい状態を保つことができます。定期的な点検とメンテナンスを行い、安心して住み続けられる住宅を維持しましょう。
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