おすすめ屋根材「ディーズルーフィング」とは?
おすすめ屋根材「ディーズルーフィング」とは?
「ディーズルーフィング」は軽量で丈夫な鋼板(ジンカリウム)屋根材で今や有名です!
基材のジンカリウム鋼板は軽量で耐久性に非常に優れた素材です。
今回は、この「ディーズルーフィング」について、詳しくご説明したいと思います。
◆ジンカリウム鋼板とは?
ジンカリウム鋼板(アルミニウム55%、溶融亜鉛43.4%、シリコン1.6%)合金皮膜鋼板は通称“ガルバリウム鋼板”を呼ばれている高耐蝕性・耐熱性・熱反射性と加工性を合わせ持つ鋼板と同じ組成の鋼板です。
ジンカリウム鋼板(AZ150)は、亜鉛鉄板(Z27)との耐久比較において3~6倍耐久性が優れております。
ジンカリウム鋼板はシリコンが0.1%多く、亜鉛が0.1%少ない違いで、性能的には差は余りありませんが、 ただし耐久性に違いがあるという実験データもあるようです。
◆各種屋根材の重量比較
軽い屋根材は長期優良住宅などで必要とされる耐震強度をとろうとする時、壁量に対しての強度を少ないコストで間取りに自由度を与える事ができます。
★1㎡当たりの重量は、約6Kgと驚異の軽さを実現しています!
上図の様にジンカリウム鋼板の屋根材は、瓦屋根に比べて約1/10の重量となります。
勿論、屋根が軽いと住宅の重心が下がるため、地震の時の家屋の揺れや家自体にもストレスが掛かりにくくなります。
★軽量なディーズルーフィング屋根材は地震の揺れを軽減
家の重心が低くなるため地震時の揺れが小さくなります。
上図の様に、一般的な瓦屋根には軽自動車が6.75台分乗っているのと同じ重量になりますが、一方「ディーズルーフィング」は軽自動車では0.9台分の重量となります。
★ディーズルーフィングは長期的に美しい屋根材
温もりのあるセラミックコートを施したディーズルーフィングは再塗装不要。
ディーズルーフィングの「セラミックコート」とは、日本でも古くからある“ 釉薬 ”と呼ばれる着色方法です。
色を生成する色粉とガラスの素が700℃~1250℃以上の高温酸化焼成という焼きの工程を施すと、色粉がガラスに封じ込められ、これによって長期的に色彩を維持できる着色方法です。
一般的な陶器瓦や磁器タイル、お茶碗や茶器などに使われています。
この製法により、長期間の屋根材の変色や色あせは殆どありません!
施工後、約30年間は、屋根塗装は必要なくなります。
下の図でもお分かりの事と思いますが、通常のスレート屋根の場合は施工してから、約10年~15年で再塗装をしなければ屋根材の防水機能が失われてきます。
この様に、将来的な屋根の塗装メンテナンスを考えると非常にリーズナブルな屋根材だと思います。
※瓦以外の通常屋根材は樹脂焼き付け塗装という200℃前後でアクリルやポリエステル樹脂などに顔料を混ぜた接着方法ですので、樹脂の寿命とともに顔料が風雨で流され色褪せてきます。
★ディーズルーフィング自然石粒は熱や音を和らげる快適な屋根材
通常の鋼板屋根とディーズルーフィング屋根との比較
表面の自然石粒が、夏場の熱い熱を和らげ、また豪雨時の雨粒が屋根にあたるときに石粒が雨粒を分散し屋根にあたる音も軽減する効果があります。
★ディーズルーフィングの自然石粒は熱や音を和らげる効果のある屋根材!
★ディーズルーフィングは防災性能に優れた屋根材!
❶耐風性能
2005年8月末にアメリカ南東部を襲ったハリケーンカトリーナから、ディーズルーフィングはホームオーナー達をその甚大な被害から守りました。
❷防火性能
1994年と2003年に発生したカリフォルニアの大火災でディーズルーフィングはその性能を信じたホームオーナー達の財産を守りました。
❸防水性能
表面に施された自然石粒は、屋根材接合部の毛細管現象や強風時の水の横走りが発生しにくい構造で優れた防水性能を発揮します。
雪が落ちにくい
表面の自然石粒の強い摩擦抵抗と石粒自身のもつ蓄熱の特性によって雪止めなしでも雪が大きく滑雪する心配がほとんどありません。
冬場での雪処理のわずらわしさや雪下ろし時の作業の安全などに大きく貢献しています。
◆施工事例画像
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