屋根の重量が家に与える影響とは?
屋根の重量が家に与える影響とは?
屋根材は、瓦やスレート、金属などいろいろな種類があり、それぞれ重さが異なります。
皆さんは、なんとなく重たい屋根のほうがどっしりしていていいように思っていませんか?
しかし実は屋根材は、軽いほうが優れています。
屋根の重さが影響するのは、地震が発生したときです。
今回は、屋根の重さが家に与える影響と軽い屋根材がいい理由をまとめました。
目次
❶屋根材の種類と重量とは
❷屋根の重さが家に与える影響とは
❸軽さから選ぶなら金属屋根
❹耐震性を高める金属屋根はメンテナンスが重要
❺石粒付き板金屋根はメンテナンスフリー
❶屋根材の種類と重量
屋根の重さは、屋根材によって異なります。
一般的な屋根材の1坪あたりの重量、一般的な家(20坪)の屋根重量を見てみましょう。
屋根材の種類 | 1坪あたり重量 | 20坪の家の屋根重量 |
日本瓦 | 約240kg | 約4,800kg |
スレート | 約70kg | 約1,400kg |
金属(ガルバリウム鋼板) | 約43kg | 約860kg |
屋根材のなかでは日本瓦がもっとも重く、スレートの約3.4倍、金属屋根と比較すると約5.6倍もの重量があります。
では、実際に屋根の重さが違うことで、どのような影響があるのでしょうか。
❷屋根の重さが家に与える影響
建物は、重心が高くなると不安定で揺れが大きくなり、重心が下にあるほど安定して揺れが少なくなります。
つまり屋根の重さが影響するのは、地震が発生したときに影響します。
屋根が重い家は、地震が発生すると大きく揺れて倒壊のリスクが高くなります。
対して屋根が軽いと揺れ幅が小さいので、倒壊リスクも小さくなります。
阪神淡路大震災では、和瓦を乗せた重心の高い家が多く倒壊しました。
これをきっかけと教訓に、全国的に屋根の重量を軽くする傾向が強くなりました。
もちろん和瓦を乗せた家でも、屋根の重量をしっかり支える骨組みがされていれば、倒壊する可能性は低くなります。
阪神大震災でも、和瓦を乗せたすべての家が損壊したわけではありません。
しかし重心が下にあるほうが揺れが小さいことは事実で、軽い屋根材を選べるのなら、そうするに越したことはないのです。
❸軽さから選ぶなら金属屋根
軽さを重視して屋根材を選ぶなら、紹介したとおりもっとも軽量なのは金属屋根です。
金属屋根は和瓦やスレートと異なり、地震があっても割れたりズレ落ちたりする心配もありません。
もちろん耐火性と防水性にも優れています。
また台風などの強風に対しても、金属屋根は優れています。
瓦屋根やスレートなど、重ねて葺いている屋根は、風速30kmを超えるような強風に遭うとズレたり飛散したりする可能性があります。
金属屋根は、その心配はありません。
自然災害に対する備えという意味では、金属屋根はリスクが少なく安心な屋根材です。
屋根の葺き替えを検討するときには、選択肢にいれることをおすすめします。
❹耐震性を高める金属屋根はメンテナンスが重要
軽いため家の耐震性を高める金属屋根ですが、和瓦やスレートと異なり、「サビる」ことがデメリットです。
チタンやステンレスなど、サビに強い種類もありますが、もっとも多く採用されるガルバニウム鋼板は、サビからしっかり守るために塗装メンテナンスをする必要があります。
サビてしまったあとでは、サビ落としなどの余計な時間とコストが発生します。
金属屋根を長持ちさせるためには、サビる前に定期的にメンテナンスすることが大切です。
❺自然石粒付き鋼板屋根(ジンカリウム鋼板)はメンテナンスフリー
当社が使用している鋼板屋根材はディーズルーフィングがおすすめです。
大きく4種類の屋根材を揃えています。
【ローマン】
【ディプロマットスター】
【エコグラーニ】
【クラシックタイル】
スレート調・セメント瓦調・日本瓦調・洋瓦調です。
どんな家でもイメージを変えられます。重さも1平米で7kgと軽い丈夫な屋根材です。
屋根材はメーカーが30年保証が付いています。
是非、この機会に屋根に困ったらディーズルーフィングをオススメ致します。
当社で最近現調依頼で多いのが屋根の棟板金が浮いてますよ!この様な訪問販売が多くなっています。
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この様な営業をされた場合は他業者の意見を聞いて見るのも良いかもしれません。
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