実際に施工を行ったお家の外壁塗装の工事物件を見せてもらいましょう。

気に入った外壁のお家があれば実際に見に行って見ても色実感が湧きます。

施工会社が実際に工事を行った時の写真等を見せて頂き、自分のイメージを膨らませましょう。

イメージを膨らませておかないと、出来上がりとイメージがかけ離れてしまい後悔してしまう場合があります。

先ずは自分の中で色というものをインプットし、色を選んでいきましょう。

■外壁の外観色は大きく分けて８色系の色に分類されます。

●ホワイト系　●ブラウン系　●クリーム系　●グレー系

●ベージュ系　●ブラック系　●グリーン系　●ブルー系

があります。

せっかく家をおしゃれに塗り替えたのに、年月が経つにつれて汚れが目立ってきたり、色褪せてきたり、色を選ぶ段階で知らなかったが故に後になって後悔する人も多い様です。

色によって、その程度を小さくすることができるということを知っていれば後悔することを少しでも避けれることができます。

グレー系やクリーム系の外壁は汚れが目立ちにくく、白や黒は汚れが目立ちやすい。

外壁の汚れの目立ちにくさは、外壁の色が汚れの色と同系色かどうかによって決まります。

外壁の汚れには様々なものがありますが、砂や土埃、煤煙、黄砂など汚れの色が殆ど中間色です。

したがって、グレー系やクリーム系の外壁であれば、汚れが付着しても色が同化するため汚れがあまり目立ちません。

反対にスタイリッシュの印象に決まりそうな白や黒の外壁は、実は汚れが目立ちやすい色です。

白だと、汚れが目立ちやすいのはイメージできると思います。

しかし、なぜ黒も汚れが目立つののでしょうか？

疑問を持たれると思いますが、黒い外壁に白い汚れがついてしまうと目立ってしまうからです。

黒だからと言って汚れが目立たないわけでは決してありません。

住宅の外壁は塗られた瞬間から、すぐに劣化が進行するだけでなく汚れも付着してきます。

特に家が幹線道路沿いにある、近くに川や湖がある場合は外壁が汚れる速度も早く、見栄えが悪くなりやすいので汚れが目立つ色には注意が必要です。

鮮明な色は色褪せしやすく、落ち着いた色は色褪せしにくいというのが実際のところです。

赤や青などの原色に近い鮮明な色は色褪せしやすく、またクリーム系・ベージュ系などの落ち着いた色は色褪せしにくい傾向にあります。

色褪せとは、経年によって塗装直後の色合いと異なってくる現象のことを言います。

色褪せが酷く、美観を損ねてしまうとすぐに塗り替えを行いたくなる方もいらっしゃいます。

色褪せしにくい色を選ぶことは大切なポイントです。

鮮明な色を選ぶ場合は、塗替えサイクルを短めに考えておいた方が良いと思います。

また色褪せの原因は、主に太陽光の紫外線によるもので、塗料に含まれる顔料が紫外線によって劣化することで、本来の色から色相が変化します。

劣化の速度の違いは、塗料に色を付けるために使用されている顔料の種類によって生じます。

顔料には大きく分けて2種類があり、「無機顔料」と「有機顔料」に分けられます。

通常、無機顔料と有機顔料を併用して使われることが多く、その塗料にどちらかの顔料が多く使われているのかを見るだけでは分かりません。

一般的に、鮮やかな色は有機顔料の割合が多いため色褪せしやすく、落ち着いた色は無機顔料の割合が多く色褪せしにくいと言われています。

塗装の際は、どちらの顔料が多く含まれているかを業者に確認しても良いでしょう。

黒や紺などの明度が低い色は、建物の構造等によっても異なりますが、室内の温度まで高くしてしまう場合もありますので注意しましょう。

色が与える影響は、汚れやすさや色褪せなどの目に見えることだけではありません。

実は外壁色は、室内の温度にも影響する場合があります。

みなさんも黒い洋服を着ていると太陽光の熱を吸収してしまい熱くなってしまったという経験をされたこともあると思います。

外壁においても例外ではありません。

白などの明度が高い色は、太陽熱をあまり吸収せず反射し、黒などの明度が低い色は太陽光の多くを吸収してしまうためその結果、外壁の熱が室内にまで伝達され室内温度が上昇しやすくなります。

遮熱顔料を用いて太陽光を反射させるという方法もあますが、明度の低い色を避けることで太陽光を反射することが可能ですので色選びの参考にしてください。

●色見本は大きいものを使う面積効果に注意

塗料メーカーでは、塗料ごとにそれぞれの色見本を作成・用意しています。

色見本から色を選んで外壁に塗っていくわけですが、ここでも注意点があります。

それは、面積効果という現象です。

面積効果とは、面積が小さいものと、大きいものでは色の見え方が異なる現象のことをいいます。

色見本で選んだ色で、そのまま外壁をし、後で見ると、自分のイメージと異なり、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じてしまうため、イメージしていたものと違うために後悔するといった事もあります。

この様なトラブルを避けるために、色が決まった時にA4サイズ位の大きめの見本を用意してもらうか、実際に塗装する外壁で試し塗りをしてもたったりすることもお願いしてみても良いと思います。

●光源によっても色の見え方が違います。

色の見た目は、光源によっても全然違うように見えてしまいますので、色見本は必ず屋外の太陽光の下で見るようにしましょう。

蛍光灯の下で見る色と、太陽光の下で見る色は異なります。

もっと細かく言うと、天気の状態や時間帯によっても変わってきますので、後悔しない為にも様々な環境下で確認する事をお勧めします。

●艶感を考える。

外壁を塗替えするときに意外と忘れがちなのは艶感というものも考慮しなくてはなりません。

艶には大きく分けると艶ありと艶消しがあります。

艶感でも家の印象は大きく変わりますので、そのへんも注意してください。

どちらを選ぶか正解はありません、これは自分の好みでどちらでも問題ありませんが、特に艶ありは太陽光の下ではテカリが大きく周りとの調和に気を付けるようにしましょう。

色によっては、軽く安っぽく感じてしまう場合もあります。

●周りの景観についても考慮した方が良いでしょう。

自分の家だから自分の好きな色に塗りたい、と考えがちですがその街の景色や雰囲気にも配慮する必要があります。

近隣の景観と著しく異なるような色選びは周りから反感を買うばあいもありますので注意が必要です。

廻りの家の外観と同系色にしなければならないといった事ではなく、選ぶ色が浮いた色にならないように注意することが必要です。

最近では、外壁色を決める際に、イメージしやすいように「カラーシュミレーション」が用いられていることが多くあります。

カラーシュミレーションとは、コンピューター上で、実際の自分の家に好きな色を何度でも試着させることのできる便利なソフトです。

簡単に様々なパターンを比較できる便利なツールですが、注意することはモニターや印刷紙によって見え方にばらつきがある場合もありますので、カラーシュミレーションだけで判断するのでなく、色見本も必ず併用して確認した方が良いでしょう。

グラスビトウィーンでは、契約されたお客様にはカラーシュミレーションソフトを使い、実際のお家の写真を使ったカラーシュミレーションサービスを行っております。

ご自分の家を、色々な外壁色でペイントし実際にイメージを確認してもらいます。

特に単色カラーは勿論、ツートンカラーをご希望のお客様は何処からツートンにするのか、またツートンカラーの色相などが実際の画像で目で見てイメージが掴めます。

大切なお家です！

グラスビトウィーンは、お客様の満足いく外壁のリフォームを全力で応援いたします！！